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総ー4参考2○令和6年度保険医療材料制度の見直しについて (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00240.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第579回 1/17)《厚生労働省》
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市場拡大再算定の導入に係る経緯②
○ 検査等の技術料として評価されるものに対する市場拡大再算定についても、保険収載時の市場規模予測を大きく上回り財政影響が
無視できない範囲に及ぶことが想定されるものがありうることから令和2年度診療報酬改定において導入されているが、対象する市場規
模については規定されていない。

令和2年度保険医療材料制度改革の骨子(抄)
2.既存の機能区分に係る事項
(5) 市場拡大再算定について
検査等の技術料として評価するものについて
○ 技術料として評価する体外診断用医薬品や遺伝子パネル検査等の一部の医療機器については、新規収載及び適応
追加等に伴う算定留意事項の変更にあたって、保険医療材料等専門組織において審議を行う際に、将来的な可能性
も含め、収載時の市場規模予測を大きく上回り、これによって財政影響が無視できない範囲に及ぶことが想定されるも
のについては、技術料の見直しを検討する基準(市場規模や収載時の市場規模予測から拡大率など)を併せて審議し、
個々の技術料に応じた基準を設定することとする。
○ なお、既に収載されている遺伝子パネル検査等の悪性腫瘍遺伝子検査については、将来的な市場の拡大が想定さ
れることから、現時点で市場規模予測の2倍以上という基準を設定する。
○ 技術料の見直しを検討する基準が設定されたものについて、診療報酬改定時にNDBデータによる算定回数等の確認
を行うこととする。
○ 設定された基準を超えるような市場の拡大が認められた場合には、まず保険医療材料等専門組織において、技術料
の見直しの妥当性について検討することとし、検討にあたっては、医療技術の安定的な提供を確保する観点を踏まえ、
必要に応じ、関係学会や製造販売業者の意見を聴取することとする。
○ 保険医療材料等専門組織において、技術料の見直しの妥当性が認められたものについて、中医協総会において具体
的な見直しを検討することとする。

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