よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料2】新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査結果について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36738.html
出典情報 厚生科学審議会 会感染症部会(第81回 12/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第6回献血時の検査用検体の残余血液を用いた
新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査(概要、結果(補正値))
○ これまでに、献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査を計5回実施して
おり、第1回(令和4年11月)が28.6%(※1)、第2回(令和5年2月)が42.0%(※1)、第3回(同年5月)が42.8 %(※1)、
第4回(同年7月)が44.7 %(※1)、第5回(同年9月)が55.8 %(※1)であった。
○ 国民の抗体保有割合は、今後の感染動向の予測や対策等を検討する際に極めて有用なデータであり、新型コロナウイ
ルス感染症にかかる感染症法上の位置づけ変更後における重層的な流行状況の把握を目的とした、直近の抗体保有状況
について、日本赤十字社の協力のもと、第6回目の当該調査を実施した。
○ この結果、第6回(令和5年11月時点)は、56.4 % (95%CI: 55.7 - 57.1%) (補正値)(※1)であった。
【調査概要】
• 調査時期
• 対象者
• 対象地域
• 測定項目
• 統計分析
• 実施主体
• 測定機器

令和5年11月14日~28日
調査期間中に日本赤十字社の献血ルーム等を訪れた献血者(※2)18,048名(各都道府県384名)
全都道府県
抗N抗体
日本全体及び都道府県別の抗体保有割合と95%信頼区間(CI)(※3)の推定
厚生労働省(協力:日本赤十字社、分析機関:国立感染症研究所)
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 Elecsys® Anti-SARS-CoV-2

【留意事項】
(※1)都道府県、性別、年齢群にて補正した値。
(※2)全血献血又は成分献血の基準を満たし、以下のいずれにも該当しない者を対象とする。
• 新型コロナウイルス感染症と診断された又は新型コロナウイルス検査で陽性になったことがあり、症状消失後(無症状の場合は陽性となった検査の検体採取日か
ら)4週間以内の方
• 発熱及び咳・呼吸困難などの急性の呼吸器症状を含む新型コロナウイルス感染症が疑われる症状や、味覚・嗅覚の違和感を自覚する方で、症状出現日から2週間以
内及び症状消失から3日以内の方
• 新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に該当し、最終接触日から2週間以内の方
(※3)信頼区間はBinomial exact CIで構成
(※4)結果の解釈に当たっては、献血の対象年齢が16~69歳であり、小児、高齢者の陽性割合の分布はこのデータからは明らかにできない点について留意する必要
がある。

2