よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総ー1○診療報酬調査専門組織「医療機関等における消費税負担に関する分科会」からの報告について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00230.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第571回 12/8)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和5年12月6日「医療機関等における消費税負担に関する分科会」の議論の概要
○ 令和5年度の補てん状況の把握結果を踏まえ、「令和6年度診療報酬改定においては、消費税
上乗せ分の見直しは行わないこととし、引き続き、消費税負担額と診療報酬の補てん状況を把握
して検証を行うことが適当」という対応案について、方向性は概ね一致が得られた。
【委員からの主な意見】
○ 支払側委員
・ 本調査では、収益からはコロナ補助金を控除している一方で、費用からはコロナ補助金で購入した物品等の費用
について控除されていないという認識であり違和感が残るが、精緻な把握を行うには技術的に困難な事項があるこ
とも一定理解するため、マクロで補てんされている状況を踏まえ、基本的には対応案に異論はない。一方で、次回
調査においては、より適切な把握方法や、補てんの過不足をどこまで許容するかについて、技術的な観点からも整
理し、分科会で議論することも必要。

○ 診療側委員
・ 一般診療所においては、前回調査(令和3年度)に引き続き補てん不足となっており、誠に遺憾である。特に医
療法人立については大きなマイナスが続いている。今回の対応案を了承するが、今後、一般診療所が補てん不足と
ならないよう、上乗せ点数の適切な見直しについて、引き続き検討する必要がある。
・ 今回は補てん方法を大きく見直す必要はないと考える。一方で、それぞれの種別の中でのばらつきについては今
回の結果からは見えないため、今後はそのような資料も提示し議論すべき。
・ 保険薬局においては、令和3年度から4年度にかけて改善がみられるとされているが、なお補てん不足がある状
況については課題が残る。今後も補てん状況については注視していくべき。

4