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【資料3】介護現場の生産性向上の推進 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36608.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第233回 11/30)《厚生労働省》
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これまでの分科会における主なご意見(介護現場の生産性向上の推進)②
※ 第217回以降の介護給付費分科会で頂いた
ご意見について事務局において整理したもの

(テクノロジー等の活用の効果把握や進め方)
○ 見守り支援機器導入の結果について、利用者への処遇にどれだけの効果があったのかという利用者側からの機器導入の価値に
ついてもエビデンスを提示すべき。
○ 一律に導入を進めるのではなく、まず、焦点を絞って、積極的な導入を図るためのインセンティブ、補助金の在り方を検討す
る必要があるのではないか。
○ 介護現場で何が求められていて、何をどう導入すると効果的なのかということが非常に重要。実証ではネガティブな結果が出
ている介護ロボットもあったので、今後は、ネガティブな結果が出ている介護ロボットに財政支援を行うのではなく、ポジティ
ブな結果が出た介護ロボットをサポートしていくべきではないか。
○ 実証結果は、施設やサービス類型によるばらつき、平均の数値と個々の数値に大きな開きが見られる。負担が増加した・疲弊
したという声もある中で一律に当てはまらないということを踏まえる必要があるのではないか。
○ 実証結果では、テクノロジ-活用による業務負担の軽減や効率化の観点で指標が設けられているが、利用者の効果、安全性・
尊厳の視点での指標を示すことが重要。
○ 生産性の向上及び業務改善について、引き続き、テクノロジーの導入・活用による効果を把握・検証していく必要があるので
はないか。
○ テクノロジ-や介護助手の活用は、人材不足の観点からも有効なのでさらに推進していくべきではないか。
(テクノロジー等の活用にあたっての関係者の理解)
○ テクノロジ-や介護助手の活用を推進するにあたり、導入前提ではなく、導入することの妥当性を現場に理解いただいた上で
前向きに現場に取り入れていく道筋を丁寧に作ることが重要。
○ 本人や家族に対して、テクノロジ-導入について理解できるよう説明いただくことを希望する。
(実証事業のあり方)
○ 導入・活用による変化だけを見るのではなく、一連のプロセスを通じたマネジメントの充実・見直しが継続的な業務改善やケ
アの質の向上につながり得るという観点での実証も考えていく必要があるのではないか。
○ 現状の枠組みでも、事業者さんからの提案という実証テーマが設けられているが、例えば、保険者から提案していただく等、
ある圏域で、全体として、様々な手法で、ここで言うところの生産性向上、結果として仕事の質やケアの質を高めていくという
ことを面で展開することに取り組むということも考えられるのではないか。それを進めることによって、報酬で見るべきところ、
補助金などで見るべきところ、そのほかの事業で考えるべきところが整理されていくのではないか。
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