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資料3-3 外国での新たな措置の報告状況[1.3MB] (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36611.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第2回 11/30)《厚生労働省》
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外国での新たな措置の報告状況
(2023年4月1日~2023年7月31日)
No.

165

医薬品名(一般
名)

ブリナツモマブ
(遺伝子組換え)

措置概要

措置国

20180257 試験に参加する治験責任医師にDear
Investigator Letterが送付された。主な内容は以下のとお
り。
・中枢神経系病変の既往歴を有する被験者が本試験に登
録されないよう、治験実施計画書の既存の除外基準をさら
に明確にすること。
アメリカ

措置区分※1

本邦における措
置内容※2

情報提供

対応済

その他

注目

20180257 試験:再発又は難治性のB前駆細胞性急性リン
パ芽球性白血病成人患者を対象とした、ブリナツモマブ
(遺伝子組換え)の皮下投与を検討する第1/2相非盲検試

米国本社よりABBREVIATED SUMMARY MONTHLY
SAFETY REPORT(期間:2023/4/16~2023/5/15)を入手
した。報告対象期間に入手したBNT162b2の安全性及び有
効性データから、BNT162b2のベネフィット・リスクプロファイ
ルは引き続き良好である(以下抜粋)。
5. SUMMARY OF SAFETY CONCERNS
報告対象期間の初期にBNT162b2の世界的なリスクマネジ
メント及びファーマコヴィジランス計画で反映された重要な
リスク及び不足情報として、以下が記載されている。
重要な特定されたリスク:アナフィラキシー、心筋炎、心膜

重要な潜在的リスク:ワクチン接種に伴う疾患増強、ワクチ
ン関連の呼吸器疾患増強、ギラン・バレー症候群
重要な不足情報:妊婦・授乳婦、免疫不全患者、基礎疾患
のある患者(慢性閉塞性肺疾患、糖尿病、慢性神経疾患、
循環器疾患、活動性結核など)、自己免疫疾患患者又は
炎症性疾患患者、他のワクチンとの相互作用、長期安全性
データ、6カ月未満の乳児、ワクチンの有効性

コロナウイルス修
飾ウリジンRNAワ
166
6. OVERVIEW OF SAFETY SIGNALS DURING THE
アメリカ
クチン(SARS-
REPORTING INTERVAL
CoV-2)
報告対象期間中に対処もしくは評価中であったシグナルと
して、以下が記載されている。
月経障害(Menstrual Irregularities):Not yet determined
(Ongoing)
8. CONCLUSION AND ACTIONS
BNT162b2起源株、BNT162b2 2価(起源株、オミクロン株
BA.1)、BNT162b2 2価(起源株、オミクロン株BA.4/BA.5)
の報告期間における利用可能な安全性及び有効性データ
に基づくと、BNT162b2のベネフィット・リスクプロファイルは
引き続き良好である。
集積安全性データ及びベネフィット・リスク解析の評価に基
づき、RSI(安全性参照情報)の変更や追加のリスク最小化
活動は必要とされない。
MAHは、すべての有害事象の報告を含むBNT162b2起源
株、BNT162b2 2価(起源株、オミクロン株BA.1)、
BNT162b2 2価(起源株、オミクロン株BA.4/BA.5)の安全
性を引き続き検討し、安全性データの評価で重要な新たな
情報が得られた場合には、製品文書を改訂する。

167 カベルゴリン

豪TGAにおいて、カベルゴリンの添付文書が改訂された。
主な内容は以下のとおり。
・Warnings and Precations、Adverse effects(Undesirable
オーストラ
effets)の項に、乳汁分泌抑制のためカベルゴリンを投与さ
その他
リア
れた分娩後の女性において、高血圧、心筋梗塞、発作、脳
卒中、精神障害を含む重篤な有害事象が報告されている
旨を追記する。

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対応済