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○ 医療機器業界からの意見聴取について 材-3 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212455_00039.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第125回 11/29)《厚生労働省》
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C2.「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」の実効性を高めるために
背景
• 薬剤耐性(AMR)対策アクションプランが改定され、微生物検査の重要性が改めて記載された。
• 抗微生物薬の適正使用において微生物検査、特に感受性検査は有用であることから、『感染対策向上加
算』等のAMR対策の推進を意図した加算の算定要件には、「微生物学的検査の適宜利用」「微生物検
査・臨床検査の利用の適性化」が盛り込まれている。

課題
• アクションプラン、感染対策向上加算には、迅速な薬剤感受性検査等の報告をどのようにAMR対策、適正

な薬剤選択に活用するか等の具体的な記載がない
• 耐性菌検査が不採算のため感染対策に十分に活用されていない
• 迅速薬剤感受性検査が保険上で重要視されておらず、迅速感受性検査の研究開発投資が進んでいない
• 施設によっては実施体制が整っておらず、「新興・再興感染症対策」「AMR対策」に資する微生物検査を開
発・市場提供しても、本来の性能を発揮できないことがある。
薬剤耐性(AMR)対策アクションプランの実効性を高めるために診療報酬改定で具体的施策が必要

提案
耐性菌検出検査実施料の増点を図る
迅速な薬剤感受性検査報告に加算を設ける
感染対策向上加算の施設基準に「微生物検査の院内実施」の要件を追加する
重症化の恐れのある微生物感染症に対して積極的検査(監視培養含め)を行った場
合は保険適用とし、かつ出来高算定とする

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