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介護保険最新情報vol.1179(「課題分析標準項目の改正に関するQ&A」の発出について) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「課題分析標準項目の改正に関する Q&A」の発出について(10/16付 事務連絡)《厚生労働省》
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【№15 生活リズム】
問 13

項目を追加した趣旨如何。また、居宅サービス計画書(第3表)とはどのような

関係になるのか。
(答)
利用者の生活全般のケアマネジメントを行うにあたり、「1 日のリズム、1 週間のリズ
ム」についても把握することが重要である。これまでの項目には含まれていなかった項
目ではあるが、居宅サービス計画書(第 3 表)の作成に際して把握していた事項と考え
られる。本項目内容の必要性を踏まえ、改めて「課題分析を行うための情報項目」として
項目を新設した。本項目では、本人の日常的な 1 週間の生活リズム及び 1 日の生活リズ
ムを把握する。
日常的な活動の程度と休息・睡眠の状況は、互いに関係しあう内容でもあるため、1日
ないしは 1 週間程度の単位でとらえる必要がある。また、生活リズムの把握に際しては、
通常の生活リズムとイベントがある日の生活リズムは異なることへも留意が必要である。
この場合のイベントとは、季節単位で発生するイベントから週単位で発生するイベント
(デイサービスの利用等)がありうる。
加えて、本項目は他の項目の状況や疾患の状態、服薬の状況とも連動する内容である。
支援の提供を通じて、生活リズムが崩れてきたことを把握した場合には、それらの状況
や背景・要因等についても情報を収集・分析、検討し、生活リズムを整えるために解決す
べき課題についても分析を行うことが望ましい。
【№17 清潔の保持に関する状況】
問 14

項目名が変更となっているが、把握すべき内容については、特段変わっておらず、

主な内容において、より具体的に示している、という理解で問題ないか。
(答)
「褥そうの有無」については、№10「健康状態」に記載することとしているが、それ以
外については、従来から把握している情報と変わらない。
本項目のうち、着衣の清潔状況の観察は、利用者の生活の変化を把握するうえでは重
要な視点である。着衣が清潔でない場合には、その原因や生活上の課題についても確認
することが望ましい。