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参考資料4 現場の薬剤師との意見交換会の概要 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24389.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第2回 3/10)《厚生労働省》
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医療安全を前提とした対物業務の効率化
 薬剤師以外の非専門家の活用

多くの参加者が、「対人業務の推進のために非専門家を活用すべき」との意見であった。
• 調剤業務のサポートを実施するためには、一定の知識や経験は必要。各薬局でOJTで実施しているのが実状。

 一包化の外部委託

様々な意見があったが、慎重な意見も多かった。
• ミスが生じた際の責任の所在が曖昧となる。一方で、ミスが生じた場合の患者対応は、処方箋を受け付けた薬局となる。
• 一包化はミスが起きやすい業務。外部委託では信頼できない。
• 責任の所在が不明であり基本的には反対。仮に委託するのであれば、地域で協力体制があることなどが必要。
• 服薬指導段階で疑義が発生することもあるので、臨機応変な対応ができず、患者に迷惑をかけてしまう。
• 外部委託ではスピード感が失われる。
• 薬剤の配送工程が入ると考えられるが、対物業務の効率化に繋がるのか。また、患者の継続的な服用の中断がされないか。
• 全ての調剤で外部委託が難しい場合、薬局内の作業が複雑化して手間やリスクが増える懸念がある。







一包化作業は時間と手間がかかる。外部委託ができるとありがたい。
調剤業務の効率化により、対人業務に取組みやすくなる。調剤室に縛られる時間を減らせる。
機械化によって正確性と安全性の向上が期待できる。記録が残ることが重要。
無菌調剤など、設備と高度の技術を要するものは共同利用よりも安全で効率的と考える。
一包化の可否には薬剤師の判断が必要だが、一包化に問題がなければスペシャリストや委託業者に調剤してもらうのでも良い。
敷地内薬局が病院の下請けで一包化を行うことを容認するのであれば反対。本当の意味で薬剤師の専門性を活かしたいのであれば
賛成。

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