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感染症対応を踏まえた都保健所のあり方検討会報告書 全文 (8 ページ)

公開元URL https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kenkou/kenkou/hc_review/hc_review_report.html
出典情報 感染症対応を踏まえた都保健所のあり方検討会報告書(8/31)《東京都》
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3 検討報告
(1)効果的な業務運営体制の構築
(職員のメンタルヘルス対策の充実)
• 有事の際の職員のメンタルヘルス対策について検討しておくことが必要であり、中心的な職員に特に負担
がかかる初期段階から対応できるよう、健康危機対処計画に盛り込むべき
• 電話対応等によって生じる職員の心理的な負担の軽減について検討すべき
(島しょの地域特性に応じた体制整備)
• 感染症専門の医療従事者や保健所の職員数も限られているため、応援職員の派遣やデジタル技術を活用し
た遠隔での健康観察などの取組が必要
• 医療資源が限られており、患者の発生状況も本土と異なるため、入院や宿泊療養等の対応も本土とは大き
く異なっていた。地域特有の対応を検討するには、各島ごとに実効性のある計画を作成したうえで、保健
所と各島しょ町村単位で平時の訓練等を実施していくことが重要
• 次の感染症に備え、本土への患者搬送体制や島しょ地域での勤務の経験のある職員を応援職員として派遣
する仕組み、医療資源が不足する島に医師会が医師を派遣できるような体制などを構築できるとよい

感染症対応を踏まえた都保健所のあり方検討会報告書

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