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入-33.急性期入院医療について(その3) (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》
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管理栄養士の病棟配置による効果
○ 管理栄養士が病棟に配置されているほうが、入院後、管理栄養士が患者を訪問するまでの日数が短く、
入院期間の体重減少量及び体重減少率が抑制されていた。

■ 病棟配置有無別の管理栄養士介入状況
病棟配置あり群(n=40)

病棟配置なし群(n=111)

P value

管理栄養士訪問までの日数

(日)

1.0(1.0 - 1.5)

5.0 (2.0 - 9.8)

<0.001

食事箋の変更回数

(回)

4.0(1.0 – 7.8)

5.0(2.0 - 8.0)

0.171

栄養指導の有無

あり

60.0%

45.0%

0.140

栄養指導の回数

(回)

1.0(1.0 – 2,0)

1.0(1.0 - 1.5)

0.526

病棟配置あり群(n=40)

病棟配置なし群(n=111)

P value

Mann–Whitney U testを行い、中央値(四分位範囲)で示した

■ 病棟配置有無別の体重減少量及び体重減少率

体重減少量

(kg)

1.1(0.5 - 2.8)

3.5(1.0 - 4.8)

0.002

体重減少率

(%)

3.1(1.1 - 4.0)

5.9(2.2 - 7.6)

0.002

Mann–Whitney U testを行い、中央値(四分位範囲)で示した

対象者:一般病院10施設において、令和3年3月~7月までの期間に心不全、脳卒中、がん、誤嚥性肺炎等で入院した18歳以上75歳未満の患者をDPCコードで指定し522例を抽出
(体重記録なし、BMI25以上等を除外)
調査項目:診療録調査(入院時体重、退院時体重、絶食期間、管理栄養士介入状況等)、栄養科アンケート調査(常勤管理栄養士数、給食業務委託状況等)

出典:本川 他, 日本臨床栄養学会雑誌44(2):85-89,2022(2023)

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