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入-11.診療情報・指標等作業グループからの中間報告について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》
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診 調 組




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診療情報・指標等作業グループからの中間報告について

1. 急性期入院医療について
(1)一般病棟用の重症度、医療・看護必要度等について
①一般病棟用の重症度、医療・看護必要度について
(令和3年度から令和4年度にかけての変化の分析)
○ 令和4年度診療報酬改定において、急性期一般入院料1(許可病床数 200 床
以上)又は急性期一般入院料2-5(許可病床数 400 床以上)を算定する病棟
は、重症度、医療・看護必要度Ⅱ(以下「必要度Ⅱ」という。)を用いること
が要件化された(※令和4年 12 月 31 日までは経過措置期間)。令和4年 11 月
1日時点では、必要度Ⅱを届け出ている施設は、急性期一般入院料1は 89.0%、
急性期一般入院料2-3は 71.9%、急性期一般入院料4-6では 34.0%であっ
た。(P3)
○ 令和3年から令和4年にかけて、必要度Ⅰ、必要度Ⅱともに該当患者割合は
低下していた。基準に該当する施設の割合は、必要度Ⅰの施設において、必要
度Ⅱの施設よりも低下の幅が大きかった。(P4~8)
○ 令和3年から令和4年にかけて、「心電図モニターの管理」の項目が削除さ
れた。
「点滴ライン同時3本以上の管理(令和3年度)」の項目が「薬剤3種類
以上の管理(令和4年度)」に変更され、当該項目の該当割合がいずれの入院
料でも上昇していた。
「輸血や血液製剤の管理」の点数が1点から2点に変更
されているが、該当割合に大きな変化はみられなかった。(P9~12)
○ 必要度Ⅰの施設のうち急性期一般入院料1の 400 床未満、急性期一般入院料
2の 200 床未満、急性期一般入院料5の 200 床未満の施設、必要度Ⅱのうち
急性期一般入院料2の 200 床未満の施設においては、
「創傷処置」の項目及び
「呼吸ケア」の項目の該当割合が上昇していた。(P9~11)
(入院料ごとの分析)
○ 急性期一般入院料1は、急性期一般入院料2又は急性期一般入院料4と比較
し、A得点2点以上の割合、基準2(A得点3点以上)に該当する割合及び基
準3(C得点1点以上)に該当する割合が高く、B得点3点以上の割合及び「基
準2又は基準3には該当しないが基準1(A得点2点以上かつB得点3点以
上)に該当する割合」が低かった。(P13)
○ 急性期一般入院料1においては、必要度基準の該当割合は入院2日目~5日
目にピークを迎えた後低下し、入院 15 日目以降は横ばいとなっていた。また、
A得点の総点数は、入院2日目にピークを迎えた後低下し、入院6日目以降は
横ばいとなっていた。(P14)
○ 急性期一般入院料1の患者は、75 歳以上に限った場合も含め、急性期一般入
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