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資料2-4 岡参考人提出資料(公益社団法人日本小児科学会 会長)[1.1MB] (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34548.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医師臨床研修部会(令和5年度第2回 8/2)《厚生労働省》
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「小児科プログラム」の存在が地域および地域医療機関への影響が
あるとするのは3割程度
回答 小児科プログラムのある施設 N=74
「小児科プログラム」の有無は貴施設の所在する

小児科学会アン
ケート調査
2023年7月

地域への影響はありますか。

「小児科プログラム」の有無は貴施設の所在する
地域の医療機関への影響はありますか。

60.0%

60.0%

50.0%

50.0%

40.0%

40.0%

30.0%

30.0%

20.0%

20.0%

10.0%

10.0%

0.0%

小児科学会アン
ケート調査
2023年7月

0.0%
1

2

3

1

2

3

⚫ 地域への影響(自由記載意見から主な意見)
• 良い影響:「枠の存在が医師の確保に寄与している可能性はある。」
「地域の初期研修医総数の増加に寄与しています。」
「小児医療、特に新生児医療の人材確保に有用」
「将来地域での小児医療を担う人材確保に有用である。地域とのコミュニケーション形成に有用」
「その地域での将来的な小児医療のマンパワー確保には本プログラムの存在はやはり大きい。小児科医の地域偏在にならないようにこのようなプログラムは一つの取り組みに
もなる。」
「小児科プログラムを選択した人は小児科にいく確率は高く、地域の小児科医をふやすのにある程度役立つ。」
「こども家庭庁もでき小児への施策が重点化されるが、医師の中でも小児への重要性を初期研修医から意識し、地域への影響につながる。」
• 良くない影響:「地方では、基本プログラムすら3割程度の応募しかなく、あえて小児科プログラムを選ぶ人がおりません。」
⚫ 地域の医療機関への影響(自由記載意見から主な意見)
• 良い影響:「小児科プログラムに付随する連携施設が決まっており、小児科プログラムの採用がすなわちその機関への研修医派遣に直結している。」
「小児科重点コースへの希望者が多く、結果的に研修医の希望者が増える。将来の目的を持った積極性のある小児科・産科研修プログラムの研修医の存在は、積極性
やチーム医療において、他の研修医へも良い影響を与えている。」
「悪い影響はありません。地域の小児科医の育成に役立つプログラムだと思います。」
「救急部・精神科・外科系など他診療科の研修時に、小児医療の知識を活用でき、さらには診療科間の連携に役立つ。」
「地域の小児科での研修もあり、選択肢が増えます。」
「地域医療研修も小児医療も含めたプログラムを行うことで連携が深まっている。」
• 良くない影響:「実際に過去にこのプログラムに応募してきた研修医がいないにも関わらず、小児科・産科で4名分募集枠が余計ある分、全体のマッチ率が低くなり研修プロ
グラムとして人気がないという評価をされてしまう。」
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