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ヒアリング資料5 一般社団法人 全国児童発達支援協議会 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34476.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第32回 7/31)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
2 児童発達支援センターの一元化に向けて
(1)中核拠点型の機能を果たすための基準の創設
【意見・提案を行う背景、論拠】
・現行の児童発達支援センターのサービスについては、児童発達支援管理責任者の他に保育・児童
指導員が4:1のみの配置基準になっており、幅広い高度な専門性に基づく発達支援・家族支援の
ためにまた、令和6年4月に向けての様々な障害特性のある障害児への対応が十分に出来ない課
題がある。このため、児童発達支援センターの一元化にためには、専門職の配置が必要である。
②NICUやGCU退院後、こども家庭センターの保健師と連携してサポートを進めるには、2歳未満の子
どもと保護者(家庭)の受け入れに対する手厚い評価をする必要がある
【意見・提案の内容】。
・上記課題に対応するためには、一元化後の人員基準及び報酬は、福祉型と同一とすること。なお、
現行福祉型の人員配置 4:1では、多様な子どもたちへの適切な支援が難しいため、障害種別一
元化後は3:1の人員配置基準として、専門職である保育士や児童指導員に加え、PT/OT、ST、心
理、看護師等の配置が必要である。
・通園部門を将来的にはインクルージョン化の方向で検討も必要である。
・上記課題に対応するためには、通所支援(児童発達支援等)部分とセンターの地域支援機能部分
とは人員配置を分けることが必要である。地域支援機能部分には、多様な障害に対応できる高度
の専門性が求められることから、保育所等訪問支援や障害児相談支援だけでなく、インクルージョ
ン推進のためのコーディネーターや専門職(保育士、PT/OT、ST、心理、ソーシャルワーカー等)
の配置が必要である。
・地域によっては中核機能を担う職員を単独で確保することが困難であることか ら、通所支援部分と
兼務を可能とする。
・NICUやGCU退院後、こども家庭センターの保健師と連携してサポートを進めるには、2歳未満の子
どもと保護者(家庭)の受け入れに対する手厚い評価をする必要がある

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