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公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00198.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第4回 7/20)《厚生労働省》
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課題と論点
(オンライン診療)
• オンライン診療に係る診療報酬上の評価については平成30年度改定において新設し、令和2年度改定では、実態等を
踏まえた見直しを実施した。さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、臨時的・特例的取扱いを実施し、
オンライン診療による初診を可能とする等の対応を行ったところ。
• 令和4年1月の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の見直しを踏まえ、令和4年度診療報酬改定においては、
情報通信機器を用いた場合の初診料の新設を行い、算定できる医学管理料を拡充するとともに、算定要件の緩和等の
見直しをおこなった。
• 情報通信機器を用いた初診料等の届出医療機関数は経時的に増加しており、令和5年4月1日時点において約7,500医
療機関となっている。
• インターネット調査においては、オンライン診療を受けた際に感じたことについて、対面診療と比べ、「十分な診察が受け
られない」等と回答した割合は60歳以上に比べて、60歳未満が多かった。
• 患者の所在が医療機関と異なる市町村または特別区である場合の診療件数の割合情報通信機器を用いた診療が97.
5%を超える医療機関は239施設(13.7%)であった。
• 全診療件数のうち、情報通信機器を用いた診療が1割を超える医療機関は112施設(6.9%)であり、5割を超える医療機
関は7施設(0.4%)であった(NDBデータ)。
• 情報通信機器を用いた初診料・再診料・外来診療料における傷病名としてはCOVID-19が最多であった。対面診療の割
合が5割未満の医療機関における傷病名としては初診ではCOVID-19、再診料・外来診療料では不眠症が最多であった。
• 患者が看護師等といる場合のオンライン診療(D to P with N)がへき地や在宅の場面で活用されてきている。

【論点】
○ 前回の診療報酬改定を踏まえ、患者と医療機関の所在の関係、対面診療とオンライン診療の診療の割合、初診のオン
ライン診療に適した症状等の取扱い、またD to P with N等の活用を踏まえ、今後のオンライン診療の適切な評価について
どのように考えるか。

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