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2022(令和4)年国民生活基礎調査 概況全体版 (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/index.html
出典情報 2022(令和4)年国民生活基礎調査の概況(7/4)《厚生労働省》
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要介護者等の状況
「要介護者等」の年齢を年次推移でみると、年齢の高い階級が占める割合が上昇している。
また、2022(令和4)年の「要介護者等」について、性・年齢階級別にみると、男は「85~89
歳」の 23.7%、女は「90 歳以上」の 30.9%が最も多くなっている。(図 23、24)
図 23
40~64歳 65~69

「要介護者等」の年齢階級別構成割合

70~74

75~79

80~84

85~89

90歳以上

2001(平成13)年

5.3

7.3

10.4

19.2

22.0

21.0

14.9

'04(

16)

5.2

5.8

12.1

18.0

24.6

19.5

14.9

'07(

19)

5.2
4.5

5.4

10.4

'10(

22)

5.1

9.3

5.1

8.7

17.8

23.2

16.6

21.6

23.9

16.4

22.8

17.8

24.6

18.1

4.3

'13(

25)

15.4

23.8

4.1

'16(

28)

4.4

7.7

14.5

24.6

24.3

20.5

3.5

'19(令和元)

3.7

7.1

3.4

7.1

14.0

22.2

25.1

24.2

2.6

'22(

4)

12.9

0

20.9

20

27.1
40

26.2

60

80

100 %

注:2016(平成28)年の数値は、熊本県を除いたものである。

図 24

「要介護者等」の性・年齢階級別構成割合
2022(令和4)年



40~64歳
65~69 70~74

75~79

80~84

85~89

90歳以上

4.2

17.0

22.6

23.7

17.4


0

5.4

9.6

5.7

10.6

1.7

2.3

19.9

20

28.9

40

30.9

60

100 %

80

介護が必要となった主な原因について、現在の要介護度別にみると、「要支援者」では「関節
疾患」が 19.3%で最も多く、次いで「高齢による衰弱」が 17.4%となっている。「要介護者」で
は「認知症」が 23.6%で最も多く、次いで「脳血管疾患(脳卒中)」が 19.0%となっている。
(表 17)
表 17 現在の要介護度別にみた介護が必要となった主な原因(上位3位)
(単位:%)
現在の要介護度




第1位

2022(令和4)年
第3位

第2位

認知症

16.6 脳血管疾患(脳卒中)

16.1 骨折・転倒

13.9

関節疾患

19.3 高齢による衰弱

17.4 骨折・転倒

16.1

要支援1

高齢による衰弱

19.5 関節疾患

18.7 骨折・転倒

12.2

要支援2

関節疾患

19.8 骨折・転倒

19.6 高齢による衰弱

15.5

認知症

23.6 脳血管疾患(脳卒中)

19.0 骨折・転倒

13.0

要介護1

認知症

26.4 脳血管疾患(脳卒中)

14.5 骨折・転倒

13.1

要介護2

認知症

23.6 脳血管疾患(脳卒中)

17.5 骨折・転倒

11.0

要介護3

認知症

25.3 脳血管疾患(脳卒中)

19.6 骨折・転倒

12.8

要介護4

脳血管疾患(脳卒中)

28.0 骨折・転倒

18.7 認知症

14.4

要介護5

脳血管疾患(脳卒中)

26.3 認知症

23.1 骨折・転倒

11.3

要支援者

要介護者

注:「現在の要介護度」とは、2022(令和4)年6月の要介護度をいう。

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