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参考資料7 全国がん登録 情報の提供の利用規約 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33682.html
出典情報 厚生科学審議会 がん登録部会(第23回 6/19)《厚生労働省》
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(参考)諸外国のがん登録情報の取扱いについて
国(DB名)

アメリカ
(SEER)

国外提供

適用法令

可能

(地域により異なる)

フランス
(La plateforme de
données en
cancérologie)

可能

(Le Règlement général sur la
protection des données
(RGPD))

スウェーデン
(National Cancer
Register)

可能

EU一般データ保護規則
(GDPR)

可能

the Cancer Registration Act
(CRA)

スイス
(NCR)

イギリス
(NCRAS)

提供可能情報

• 基本的に国外の研究者を含め誰でもプラットフォーム上で
匿名
(一部は利用不可:
利用申請が可能
例えば郡ごとなど細か • ただし米国が制裁措置を行なっている国に対しては提供で
い分類のデータなど) きない(キューバ、イラン、北朝鮮、シリア)

EU一般データ保護規則

可能

データ保護法
Data Protection Act

申請要件

顕名/匿名

• 欧州委員会によって適切と見なされる国(適切な個人情報
の保護が図られている国、日本も含まれる)に提供可能

顕名/匿名

• 同上

匿名

• 利用目的について「国際協力」が明記されているほか、国
のがん登録機関は「匿名化された形式で外国の機関および
国際機関に伝達することができる」とされている

匿名

• 研究利用の手続きはOffice for Data Releaseという機関が管
理しており、申請毎に審査され、匿名化または集計された
データで依頼者のニーズを満たせるか、あるいは匿名化ま
たは集計されたデータを使用できるように研究計画を修正
できるかどうかを、申請者とともに評価

※なお、国立がん研究センターの研究者へ照会したところ、以下の国のがん登録情報の提供を受けた実績があると回答があった。
→東南アジア(タイ、ベトナム、インドネシア)、アメリカ、オランダ
※厚生労働省健康局がん・疾病対策課調べ。

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