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資料3_近年の医療制度改正と医学教育を巡る動向(P17-P30) (6 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/124/mext_00025.html
出典情報 今後の医学教育の在り方に関する検討会(令和5年度第1回 5/26)《文部科学省》
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今後の医学部定員における地域枠・地元出⾝者枠の⽅針について
➢第8次医療計画等に関する検討会 第8次医療計画等に関する意⾒の取りまとめ(令和4年12⽉28⽇) 抄
Ⅳ 医師確保計画策定ガイドラインに関する事項
(4)医学部における地域枠・地元出⾝者枠の設定・取組等
①⾒直しの⽅向性
○ 都道府県は、安定した医師確保を⾏うため、 地域枠に加えて地元出⾝者枠についても、 恒久定員内への設置を進めるとともに、
地域枠等の医師のキャリア形成を⽀援する。
②具体的な内容
○ 医学部定員の減員に向け、医師養成数の⽅針について検討が求められてきた中、安定した医師確保を⾏うため、都道府県は、
地域枠に加え、柔軟に運⽤できる地元出⾝者枠の恒久定員内への設置について、積極的に⼤学と調整を⾏うこととする。
○ 特に医師少数県においては、⾃県内に所在する⼤学への積極的な地域枠の設置に加えて、地元出⾝者を対象として他県に
所在する⼤学にも地域枠を設置し、卒前からキャリア形成に関する⽀援を⾏うことで、医師確保を促進する。
○ 都道府県、⼤学、関係機関が連携して、キャリアコーディネーター等を活⽤しながら、キャリア形成卒前⽀援プランを通して学⽣
時代から地域医療に従事・貢献する医師としての姿勢等を涵養し、各都道府県・⼤学等における地域医療を担う医師養成の
観点から有効な取組について、情報共有を⾏う機会を定期的に設けることとする。
○ 都道府県は、⼤学及び地域の医療機関等と連携し、医師少数区域等における医師確保が必要な診療科や医師数に加え、
医師のキャリア形成の視点から医療機関の指導体制等についても⼗分に把握した上で、地域医療対策協議会で協議を⾏い
地域枠の医師の配置を検討することで、地域枠の医師がキャリア形成をしつつ地域医療に従事しやすい仕組みを構築することとする。

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