よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-4○在宅自己注射について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00186.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第545回 5/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

中 医 協

総 - 4

保険医が投与することができる注射薬 4 . 5 .
(処方箋を交付することができる注射薬)
及び
在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案)


在宅自己注射の対象薬剤に係る運用基準(令和2年12月23日中医協総会において
承認)及び学会からの要望書等を踏まえ、以下の薬剤について、保険医が投与すること
ができる注射薬及び在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に追加してはどうか。
1.ネモリズマブ(遺伝子組換え)
【販売名】
ミチーガ皮下注用60mgシリンジ
【効能・効果】
アトピー性皮膚炎に伴うそう痒(既存治療で効果不十分な場合に限る)
【用法・用量】
通常、成人及び13歳以上の小児にはネモリズマブ(遺伝子組換え)として1回60mg
を4週間の間隔で皮下投与する。
【薬理作用】
ネモリズマブは、ヒト化抗ヒトIL-31受容体A(IL-31RA)モノクローナル抗体で
あり、IL-31と競合的にIL-31RAに結合することにより、IL-31の受容体への結合及
びそれに続く細胞内へのシグナル伝達を阻害し、そう痒を抑制する。
【主な副作用】
アトピー性皮膚炎、皮膚感染症(ヘルペス感染、蜂巣炎、膿痂疹、二次感染等)、
上気道炎、脱毛症、紅斑、蕁麻疹、中毒疹、ざ瘡、湿疹、尋常性疣贅、自家感作性
皮膚炎、落屑、注射部位反応(内出血、紅斑、腫脹等)

【承認状況】
令和4年3月

薬事承認

2.ラナデルマブ(遺伝子組換え)
【販売名】
タクザイロ皮下注300mgシリンジ
【効能・効果】
遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制
【用法・用量】
通常、成人及び12歳以上の小児には、ラナデルマブ(遺伝子組換え)として1回
300mgを2週間隔で皮下注射する。なお、継続的に発作が観察されず、症状が安定し
1

1

7