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資料3-2 鈴木先生提出資料 (98 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第119回 3/23)《厚生労働省》
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世界のインフルエンザの状況:要点
• 2023年6週-7週:インフルエンザは引き続き減少した(A(H1N1)pdm09が若干優位だが、B型の割合が増加)。
• ヨーロッパ:報告数は引き続き横ばいであり、陽性率は微増し、引き続き流行の指標である10%を超えてい
た。A型とB型を同程度に認めている。
• 米国:ILI・陽性数・陽性率・新規入院者数は全て減少傾向である。A型が若干優位である(亜型では
A(H3N2) が若干優位)が、B型も一定程度認めている。
• 東南アジア:引き続き主にマレーシアからB型優位に報告を認めており、シンガポール、タイで増加傾向と
なっている(A(H3N2)優位)。その他の地域では低レベルである。

• 南アジア:全体として低レベルだが、スリランカ(主にA型)やブータン(主にB型)で報告数が若干増加し
た。
• 東アジア:韓国では、ILI・陽性率は微増した(検査数は減少、陽性数は横ばい)。中国では、ILI・陽性数・
陽性率がA(H1N1)pdm09優位で急増傾向である(A(H3N2)も主に北部で認めている)。
• 南半球:引き続き全体として低いレベルとなっている。

• SARS-CoV-2の流行がサーベイランスに影響していることが考えられることから、
データの解釈には注意を要する。

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