よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-10 阿南先生提出資料 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第73回 2/24)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

家庭内など同居者間での感染は多い
茨城県の事例
初発患者の発症以後に発症した

家庭内濃厚接触者

うち、発症後の検査で

陽性となった者

107名
95名(陽性率89%)

令和4年1月4日から22日までに発生届が出された新型コロナウイルス患者におけ
る同居する家庭内濃厚接触者であって、茨城県潮来保健所の疫学調査記録にお
いて初発患者の発症以後において発症したとの記載のある者を対象とした調査
(出典)令和3年度地域保健総合推進事業 全国保健所長会協力事業
「新型コロナウイルス対策等推進事業」事業分担者:田中英夫
事業担当者:緒方剛
第 6 波における有症状の家庭内濃厚接触者の検査陽性率 (暫定版)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000895936.pdf

国立感染症研究所の報告
国内4事例より得られたオミクロン株家庭内二次感染率(SAR)
自治体

検査者数
(x)

感染者数
(y)

SAR(y/x)
[95%信頼区間]

観察期間中央値(日)
[範囲]



17

6

35%[13-58]

全員14日間経過



66

21

31%[20-47]

全員14日間経過



24

11

45%[14-76]

全員14日間経過



18

8

44%[25-66]

6[3-10]

ただし、情報収集時点で同居者濃厚接触者の健康観察期間が終了していない症
例を含んでいることから、感染例の発生について過小評価している可能性があ
る。一方で、家庭内での参事監繊維状を含んでいる場合には過大評価されうる。
(出典)国立感染症研究所実地疫学研究センター
実地疫学調査により得られた情報に基づいた国内のオミクロン株感染症例に関する暫定
的な潜伏期間、家庭内二次感染率、感染経路に関する疫学情報(2022年1月10日現在)

• 家庭の場合は限られた人数の集団なので、3次4次以降の感染連鎖は生じにくい
• 家庭内濃厚接触者への行動制限の依頼は有効だが流行極期では全体に占める効果は限定的

5