大阪府における高齢者施設への対応について
◆ 高齢者施設等におけるクラスターの多発など、高齢者の入院患者の増加が医療提供体制ひっ迫の要因となっている。
◆ 施設での早期の重症化予防治療や施設内療養への支援等を強化するため、保健所業務の重点化を図るとともに、
地域の医療機関との連携による感染対策の指導や往診等の治療体制整備、ワクチン接種の迅速化などを集中的に実施。

１．保健所業務の高齢者施設対応への重点化（2/14～実施）
 ファーストタッチを行う対象の重点化（65歳以上）とあわせ、各保健所の高齢者施設対応を強化し、施設の医療体制・往診を支援。

２．高齢者施設内での早期治療に向けたクラスター重点往診チームの設置
 複数の陽性者が発生している高齢者施設等に対し、施設内での早期治療を促進するため、圏域単位で往診体制を強化。
 健康医療部に大阪府高齢者施設等クラスター対応強化チームを設置。施設内で陽性者が発生した場合の対応手順をとりまとめ、市町村
や医療機関と共有。施設における早期対応の促進により患者の重症化防止等を図ることで、救急搬送や受入病床のひっ迫状態を改善。

３．大規模医療・療養センター等を活用した転院・入所の促進
 高齢の入院患者で症状が安定、軽快した患者について、転退院サポートセンターが大規模医療・療養センターや診療型宿泊療養施設
（臨時の医療施設含む）への転院・入所を促進。

４．ワクチン接種の迅速化（2/1５～要請）
 ワクチン追加接種未実施の高齢者施設に対する早期のワクチン接種の推進。
（市町村への2月末までの接種完了要請、施設管理者・医療機関への協力要請）

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