資料4－2

ワクチンの流通情報の基盤整備に向けた検討会
〔背景〕
 これまでに定期接種で用いるワクチンの不足や偏在の事例が繰り返されているが、現状では、実態の把握や分析能力に課題があり、具
体的な偏在是正の対応等をとることが困難な状況にある。
 一方、今よりもエビデンスを充実させることで、①関係者に実効性のある対応を求めること、②過剰な対応による不要なコストの発生
や機会損失の低減を含め、過不足ない対応（真の意味での適切な対応）を実現すること、③改善効果を確認できること等が期待できる。
（想定される活用例：日本脳炎ワクチン不足時に、第２期接種対象者より優先して第１期接種対象者に接種を行うなど）
〔目的〕
 本事業では、メーカー等が保有するデータや、種々のマスタ情報を組み合わせて、集計方法を標準化し、偏在や不足の実態をモニタリ
ングできる方法を整理・確立することを目的とする。
＜検討会 構成委員＞ ※敬称略

＜検討会 参考人＞ ※敬称略

医療機関の代表者

日本医師会 常任理事 釜萢敏

第一三共株式会社 出羽良昭

薬剤管理関係者の代表者

日本病院薬剤師会 副会長 林昌洋

ワクチン
販売会社

ワクチン業界の代表者

日本ワクチン産業協会 理事長 今川昌之

卸売販売業者の代表者

日本医薬品卸売業連合会 副会長 一條武

民間
事業者

都道府県の職員

福岡県 保健医療介護部
がん感染症疾病対策課 感染症対策係長 佐藤浩一郎
薬務課 監視係長 今村文香

JD-NET運営委員会 近江有
エンサイス株式会社 木村仁
IQVIAソリューションズジャパン株式会社
谷将孝

市町村の職員

千葉県 市原市 総務部 情報政策課 デジタル推進室 安藤善文

アカデミア

日本大学薬学部 病院薬学研究室教授 大場延浩（座長）
大阪市立大学大学院 医学研究科 公衆衛生学教授 福島若葉

〔検討会の経過〕
第１回検討会：2021年12月20日（月） 10:00～12:00
第２回検討会：2022年１月19日（水）10:00～12:00
第３回検討会：2022年２月25日（金）10:00～12:00
第４回検討会：３月中の開催を予定

＜事務局＞

厚生労働省 健康局健康課 予防接種室
アクセンチュア株式会社

基本情報の共有、認識合わせ、フリーディスカッション
第１回のディスカッションを踏まえた論点整理、対応方針の決定
第２回のディスカッションでの対応方針を踏まえた、対応案の審議
第３回のディスカッションでの審議を受けて、対応案の最終調整、とりまとめ