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資料3-9-① 森本先生提出資料 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第116回 2/8)《厚生労働省》
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新型コロナワクチンの有効性に関する研究(第8報)
入院予防・重症化予防における有効性について
2.入院患者における重症化予防の有効性に関する研究 (2022年1月1日~9月30日)
全体
(n=789)
年齢、中央値 (IQR)

重症新型コロナウイルス感染症
(n=98)

非重症新型コロナウイルス感染症
(n=691)

79 (66-86)

79.5 (71-88)

78 (64-86)

604 (76.6)

86 (87.8)

518 (75.0)

男性

450 (57.0)

62 (63.3)

388 (56.2)

基礎疾患あり

532 (67.4)

79 (80.6)

453 (65.6)

高齢者施設入所

186 (23.6)

30 (30.6)

156 (22.6)

65歳以上

新型コロナワクチン接種歴

重症者数/全体
n (%)

重症化の調整オッズ比
(95%信頼区間)

ワクチンの有効性 (%)
(95%信頼区間)

ワクチン接種なし

24/161 (14.9)

1.000

Reference

2回接種完了*

34/239 (14.2)

0.837 (0.412 to 1.700)

16.3 (-70.0 to 58.8)

3回接種完了

19/216 (8.8)

0.431 (0.204 to 0.913)

56.9 (8.7 to 79.6)

4回接種完了

3/53 (5.7)

0.218 (0.058 to 0.818)

78.2 (18.2 to 94.2)

*接種完了はワクチン接種後14日以上経過したもの

• 重症者は非重症者と比較して、
高齢で基礎疾患を持っていた。
• 新型コロナワクチン3回以上接
種の入院患者における重症化
予防における有効性を確認し
た。
• 接種回数が増えるにつれ、有
効性は上昇しているが、接種
からの時間経過による影響の
可能性はある。

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