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資料3-9-① 森本先生提出資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第116回 2/8)《厚生労働省》
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新型コロナワクチンの有効性に関する研究(第8報)
入院予防・重症化予防における有効性について
研究概要
1. 入院予防の有効性に関する研究
検査陰性デザイン (test-negative design)を用いた症例対照研究(図1)

図1. 研究デザイン

• 対象者:2022年7月1日~9月30日(オミクロン株BA.5流行期)に入院した以下の①と②を満たす患者
①16歳以上の入院患者
②以下のaまたはbのいずれかを満たす
a. 急性呼吸器感染症を疑う症状(発熱[≧37.5℃]、咳、喀痰、胸膜痛、呼吸困難、頻呼吸、急性疾患による酸素投与)の
いずれか2つ以上をみとめる
b. 新たに出現した肺炎像を画像検査で認める

• 収集情報:患者基本情報(年齢、性別、基礎疾患など)、新型コロナワクチン接種歴(回数、時期、種類)、
新型コロナウイルス検査結果、入院時のバイタルサインなど

• 新型コロナウイルス検査陽性を症例、検査陰性を対照とした検査陰性デザインを用いた症例対照研究

2. 入院患者における重症化予防の有効性に関する研究
入院加療をうけた新型コロナウイルス感染症患者のうち、重症者と非重症者のワクチン接種状況を比較
• 対象者:2022年1月1日~9月30日(オミクロン株流行期)に入院した上記①と②を満たす新型コロナウイルス感染症患者

• 重症の定義:high flow nasal therapy/非侵襲的陽圧換気/挿管・人工呼吸器/ECMO・血液浄化療法/死亡
• 上記情報に加え、入院後の経過、治療薬剤を収集

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