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新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2023年第2週(1月9日-1月15日、1月16日現在) (3 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/PDF/COVID-19_2023w2.pdf
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2023年第2週(1月9日-1月15日、1月16日現在)(1/23)《国立感染症研究所》
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5%、第 51 週は 34%、第 52 週は 32%、第 1 週は 30%, 第 2 週は第 30%であった。近畿地方は、
第 50 週は 14%、第 51 週は 15%、第 52 週は 15%、第 1 週は 16%、第 2 週は 16%であった。新
規症例報告数の前週比は、すべての地域で 1 を下回った。最も前週比が低かったのは四国(0.72)、次
いで東北(0.73)であった。
人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第 2 週では、人口 10 万対 233.1 人の減少であっ
た。最も減少したのは、九州地方で 368 人の減少、次いで中国地方の 366 人の減少であった。
地域別の新規に届け出された診断時中等症以上であった症例は、第 2 週は、すべての地方で減少であ
った。診断時重症であった症例も、沖縄県以外すべての地方で減少であった。ただし、直近の週は過小
評価されている場合があり、前週との比較においては、遅れ報告を考慮するのが重要である。中等症以
上、重症の症例はレベルとしては、第 7 波のピークレベルを下回っているが、引き続き動向を注視する
必要がある。
まとめ:第 2 週は、新規症例報告数は減少し、全ての年齢群と地域で減少した。検査数が増加したにも
かかわらず、新規陽性者数は減少した。遅れ報告を考慮した新規の中等症以上及び重症の症例も減少
し、新規の入院例においても減少した。今後も複数の指標を用いて、状況・疫学の変化を迅速に捉え、リ
スク評価と適切な対応につなげることが重要である。

レベル*











地域
北海道
東北
関東
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄県


トレンド
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少

レベル:人口 10 万対新規症例報告数が 15 未満は「低」、15~24 人は「中」、25 人以上は「高」と分類. トレンド:前週の新規
症例報告数との比較
~地域の定義~
東北: 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東: 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県
北陸: 新潟県、富山県、石川県、福井県
東海: 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
近畿: 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国: 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国: 徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州: 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

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