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ハンセン病に関する文書の保管状況に関する実態調査について 都道府県知事宛通知文 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30053.html
出典情報 ハンセン病に関する文書の保管状況に関する実態調査について(12/26付 通知)《厚生労働省》
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健発1226第1号
令和4年12月26日
各都道府県知事 殿

厚生労働省健康局長
(公 印 省 略)

ハンセン病に関する文書の保管状況に関する実態調査について

厚生労働行政の推進につきまして、平素より御尽力を賜り厚く御礼申し上げます。
令和3年2月に「明治三十二年 癩病患者並血統家系調 永年保存 大町警察署」と
記載された文書がネットオークションに出品され、当時のハンセン病患者の方やそのご
家族に関する情報が、一時的に不特定多数の方によって閲覧可能な状態となっていた事
案が発生しました。
本事案は、これまで偏見と差別の中で多大な苦痛と苦難を受けてきた元患者の方々や
ご家族にとって、新たな偏見・差別を生み出し、重大な人権侵害につながる恐れがあり
ます。
本事案を受け、厚生労働省では現在、各都道府県で保有しているハンセン病に関連す
る文書及びその保管状況等の実態を把握するため、調査を行うことといたしました。
つきましては、下記を参照の上、調査を実施いただき、別添の調査票に記入の上、提
出をお願いします。提出いただいた調査結果については、厚生労働省でとりまとめた上
で公表予定です。




調査対象部局等



調査対象文書

都道府県庁内各部局(総務部局、保健福祉担当部局[医療行
政、感染症・ハンセン病対策担当部局等]、病院関係部局、
人権擁護担当部局、教育委員会事務局及び警察本部等)及び
調査対象文書を保有している可能性がある出先機関等(保健
所、歴史博物館等)
※調査の対象とする部局等については、以下の2に記載の他
県で確認されている公文書の内容例等を参考に各都道府県
において判断されたい。
ハンセン病(癩病・らい病)に関連する文書(電子データ含む。


(参考)他県で確認されている公文書の内容例