資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (517 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html | 
| 出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 | 
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全体として改善傾向だった。ステロイドは漸減となった。
2022/09/01、ほとんどの患者は回復した。治療は終了した。
考察:経過は単相性と考えられた。
原因不明のリンパ球減少が認められた。
コロナワクチン接種後やコロナウイルス感染後に高頻度に認められる
リンパ球減少所見に近似していると思われた。
①接種は左であること②リンパ球減少所見③同様に左側末梢性感覚鈍
麻を呈した患者が他にも複数存在したことから、コロナワクチンとの
関連が疑われるが、因果関係は不明であった。通常とは異なる病的事
象として医薬品機構には報告を上げておく。
事象名は、多発性単神経障害、リンパ球減少、左骨間筋筋力低下、左
尺骨神経麻痺(運動感覚)、左腓骨神経麻痺(感覚)として報告され
た。
事象発現日は、2022/05/29(ワクチン接種の 179 日後)として報告さ
れた。
2022/09/14(ワクチン接種の 287 日後)、事象の転帰は、回復した。
報告者は、事象を重篤(障害)とし、ワクチンと事象との因果関係を
評価不能とした。
事象「多発性単神経障害」、「左骨間筋筋力低下/指の力が弱い」、
「左尺骨神経麻痺(運動感覚))」、「左腓骨神経麻痺(感覚)」、
「左上肢 3-5 指のしびれ/表在感覚鈍麻/左下肢外側のしびれ」、「電
気が入るような自発痛」と「末梢性神経障害」は、救急外来受診を必
要とした。
患者は以下の検査と手順を経た:
リンパ球:(2022/05/29)、減少。
多発性単神経障害、筋力低下、尺骨神経麻痺、腓骨神経麻痺、リンパ
球数減少、感覚鈍麻、疼痛、電気ショック様感覚、末梢性ニューロパ
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