今後の薬価制度改革に関する意見
今後の薬価制度改革においては、イノベーションを推進し、医薬品の
安定供給を確保する観点から、薬価改定のあり方も含めた本質的な
検討を進めるべきである。
現行の薬価制度について、新薬アクセスや医薬品の安定供給を確保するとともに、国民
にとって分かり易く、透明性のある制度という観点から、薬価改定のあり方を含めた検討を
進めるべきである。
イノベーションの適切な評価および特許期間中の薬価が維持される仕組みや、後発医薬
品を含む特許切れ医薬品の安定供給を確保する仕組みの構築に向けた検討が必要で
ある。
これら薬価制度に係る本質的な議論について、「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた
総合対策に関する有識者検討会」における取りまとめ内容を踏まえつつ、中医協にて検
討されるものと認識しており、製薬業界も積極的に参画していく。

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