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新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第47週(11月21日-11月27日、11月28日現在) (3 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第47週(11月21日-11月27日、11月28日現在)(12/5)《国立感染症研究所》
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であった。近畿は、第 43 週は 14%、第 44 週は 13%、第 45 週、第 46 週は 11%、第 47 週は 12%
であった。新規症例報告数の前週比は、北海道を除くすべての地域で 1 を上回った。最も前週比が高か
ったのは沖縄県、ついで近畿地方であった。
人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第 47 週では、人口 10 万対 85.1 人の増加であっ
た。最も増加が多かったのは東北地方で、136 人の増加、次いで北陸地方で 128人の増加であった。
北海道地方では、45 人の減少であった。
地域別の新規に届け出された診断時中等症以上であった症例は、第 47 週は東海地方で微増したが、
その他の地方では横ばいから減少傾向であった。診断時重症であった症例は、東海と九州以外の地方
で横ばいから減少であった。中等症以上、重症の症例はレベルとしては、すべての地域で第 7 波のピー
クレベルを下回っているが、増加傾向を認めた地域もあり、引き続き動向を注視する必要がある。
まとめ:第 47 週は、新規症例報告数及び死亡者数は増加し、全ての年齢群と北海道以外の地域で同様
に増加した。検査数および新規陽性者数は増加し、検査陽性率は微増した。遅れ報告を考慮した新規の
中等症以上および重症の症例は微減したが、新規の入院例においては増加した。今後も複数の指標を
用いて、状況・疫学の変化を迅速に捉え、リスク評価と適切な対応に繋げる事が重要である。

レベル*











地域
北海道
東北
関東
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄県


トレンド
微減
増加
増加
増加
増加
増加
増加
増加
増加
増加

レベル:人口 10 万対新規症例報告数が 15 未満は「低」、15~24 人は「中」、25 人以上は「高」と分類. トレンド:前週の新規
症例報告数との比較
~地域の定義~
東北: 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東: 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県
北陸: 新潟県、富山県、石川県、福井県
東海: 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
近畿: 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国: 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国: 徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州: 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

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