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参考資料1-1-1 顛末書 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29460.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第3回 12/1)《厚生労働省》
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【本調査における不適正使用の状況及び対策】
本調査における効能・効果及び禁忌事例に関わる不適正使用と考えられる症例は表 1 のとおりです。
表1 不適正使用と考えられた症例
1 年次

累計

140

162

1,177

0

6(0.7%)

4(2.9%)

7(4.3%)

17(1.4%)

動物

0

0

1(0.7%)

0

1(0.1%)

金属

0

1(0.1%)

0

0

1(0.1%)

食べ物

0

0

0

1(0.6%)

1(0.1%)

1

17

(1.5%)

(2.1%)

9(6.4%)

3(1.9%)

30(2.5%)

0

5(0.6%)

0

0

5(0.4%)



疾 高血圧


最終

809

ハウスダス



中間

66

調査症例数



2 年次

緑内障

効能・効果における不適正使用(季節性アレルギー以外への使用)例については、使用例数は少なく
(累計 20 例)
、不適正使用による副作用も報告されていないこと、また、同成分は医療用医薬品にお
いて季節性アレルギー以外への使用経験があることから直ちに安全対策の必要はないと考え、把握
した時点での追加の注意喚起は行っていませんでした。なお、季節性アレルギー以外に使用したと思
われるお客様を含め、長期間(1ヶ月超)にわたり使用した事例は確認されていません。
禁忌(高血圧、緑内障)への使用例については、
「お客様アンケート用紙」入手時に禁忌疾患への使
用が確認できた時点でお客様及び販売店への文書による注意喚起を行いました。その後、注意喚起を
行った販売店から禁忌への使用例は報告されておらず、販売時の説明が徹底されたと考えています。
本製品については、承認時に漫然と長期間使用されることが懸念されていましたが、本調査の結果、
1 カ月を超えて使用された事例は報告されませんでした。また、使用回数は承認用法・用量の 2 回/
日の症例が 86.0%であり、2 回/日を超えて使用した不適正事例の報告はありませんでした。なお、お
客様の判断で少なめに(1 回/日)投与した症例が 12.0%に認められていますが、副作用が報告された
事例や効果が実感できないとされた事例はありませんでした。
以上により、本剤の不適正使用による安全上の懸念はないと考えています。
表 2 使用期間、使用回数
使用期間
1~7 日

8~15

使用回数



16 日~
1 か月

不明

1日2

1日1





不明

例数

839

235

87

16

1,012

141

24

割合(%)

71.3

20.0

7.4

1.4

86.0

12.0

2.0

注)“不明”については、再調査を実施しましたが、回答を得られなかった症例です。