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資料2 第4期がん対策推進基本計画全体目標について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29457.html
出典情報 がん対策推進協議会(第86回 11/30)《厚生労働省》
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全体目標に関してこれまでいただいた主なご意見
 「いつでも」、「どこでも」に加えて、「誰もが」と明記し、患者の経済・雇用状
況、家族状況、障害の有無、年代・性別、文化的背景等に関係なく、誰もが安心か
つ納得できるがん医療や支援を受けられるようにすること、即ち、誰一人取り残さ
ない(leave no one behind)、包摂性・多様性といった価値を全体目標の中で示す
ことができたら良いのではないかと考える。
 第4期の全体目標は「がん患者を含めた国民すべてが、がんを知り、関わり、一人ひ
とりのWell-beingを実現する。」のようにしてはどうか。全体目標は社会の変化と医
学の進歩を捉えた、国民に伝わりやすい表現へとアップデートすべきである。「格
差を是正し、誰も取りこぼさない」という考え方をベースにした「多様性とWellbeing」がこれからの社会のキーワードであり、本計画においても発信すべきメッ
セージであると考える。
 患者、家族、遺族を代表する者ががん対策推進協議会に参画し、切れ目なく将来の
がん対策に寄与していくために人材育成や世代交代を行っていくという視点で、患
者・市民参画は非常に重要なことである。
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