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参考資料2 新型コロナウイルス感染症対策分科会とりまとめ資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第106回 11/17)《厚生労働省》
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はじめに
〇 前回(令和4年10月13日)の分科会において、「今秋以降の感染拡大期における感染対策について」を議論し、分科
会としてとりまとめた。この中で、
今秋以降の感染拡大においては、これまでを上回る感染者数が生じることもあり得る、また、季節性インフルとの同時

流行が懸念されている。その場合でも、今夏と同様、オミクロン株と同程度の感染力・病原性の変異株による感染拡大
であれば、新たな行動制限は行わず、社会経済活動を維持しながら、高齢者等を守ることに重点を置いて感染拡大防
止策を講じるとともに、同時流行も想定した外来等の保健医療体制を準備することを基本方針とする。

併せて、医療機関・高齢者施設・学校・保育所等について、先進的な取組例等も踏まえて、ポイントを絞った効果的・
効率的な感染対策に取り組む。

ただし、感染者数が膨大な数になり医療のひっ迫が生じる場合や、ウイルスの特性に変化が生じ病原性が強まる等の
場合には、住民や事業者に対する感染拡大防止や医療体制の機能維持に関する更なる協力の要請・呼びかけや、行
動制限を含む実効性の高い強力な感染拡大防止措置等が考えられ、状況に応じた対応を行う。
こととしている。
〇 その際、委員から、
・ 今はオミクロン株の重症化率や致死率の低さから考えて、従来の緊急事態措置やまん延防止等重点措置による行動
制限について国民の理解を得ることは難しい
・ 医療提供体制・検査体制の整備やワクチン接種を進めても、感染レベルが高まり、深刻な医療ひっ迫という危機的な状
況を避けるために、感染レベルを下げる対策としてどのようなオプションがあるのか、どのような状況になったら強い対策が必
要になるのか、検討する必要がある
という趣旨の指摘があった。
〇 これを受け、今夏の感染拡大において生じた保健医療や社会経済の状況、今冬の季節性インフルエンザとの同時流行も想
定して準備される外来等の保健医療体制等を踏まえ、今秋以降、オミクロン株と同程度の感染力・病原性の変異株による
感染拡大が進行し、保健医療の負荷が高まった段階において、感染レベルを抑えるために取り得る感染拡大防止措置をとり
まとめた。
また、この際、レベル分類について、医療のひっ迫度に着目する基本的な考え方は維持しながら、オミクロン株に対応した指
標、事象の改定も行い、各段階において講ずるべき具体的な感染拡大防止措置の内容を整理する。

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