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資 料 2   国民健康保険制度の取組強化の方向性 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29184.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第158回 11/17)《厚生労働省》
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令和4年4月13日
財政制度等審議会資料

生活保護受給者の国保等への加入①

○ 生活保護受給者のレセプト1件(1か月)の平均通院日数は地域によって偏りが見られる。平均通院日数が高い地域では、被保護者人員に占める受
診状況把握対象者(注)の割合も高い傾向が見られる。
(注) 受診状況把握対象者とは、同一傷病について、同一月内に同一診療科目を15日以上受診している者(短期的・集中的な治療を行う者を除く)。

○ また、レセプト請求件数の全件または大多数が生活保護受給者のレセプトである医療機関も見受けられる。
○ 生活保護受給者の平均通院日数が生活保護受給者以外の平均通院日数に比べて長い医療機関が標榜している診療科は、特定の診療科に偏る傾
向が見られる。
○ こうした生活保護受給者の外来医療の実情は、医療扶助の適正化には、適正受診指導といった生活保護受給者への働きかけのみならず、供給側の医療
機関への働きかけや医療提供体制のガバナンスの強化が必要であることを示している。

(%)

◆都道府県別「平均通院日数」と「被保護者人員に占める
受診状況把握対象者の割合」

◆生活保護受給者の請求件数割合が高い医療機関
(日)

件数割合

医療機関数

100%

19

90~100%

112

80~90%

191

資料: 社会保険診療報酬支払基金の入院外のデータ(病院及び診療所)(対象診療年月:令和元年7月
~9月)にもとづき財務省において集計。

◆被保護者の平均通院日数が被保護者以外の平均通院日数と
比べて長い医療機関上位200先の診療科

その他

救急科

臨床検査科

資料:社会保険診療報酬支払基金の入院外のデータ(病院及び診療所)(対象診療年月:令和元年7月~9月)にもとづき財務省において集計。

病理診断科

※ 上位200先を「コード内容別医療機関一覧表」(各地方厚生局)において標榜されている診療科名をもとに機械的に集計。
なお、診療科はレセプト電算処理システム用診療科コードによるものであり該当のない診療科等は「その他」に含まれている。

リハビリテーション科

リウマチ科

アレルギー科
心療内科

麻酔科

放射線科

気管食道科
耳鼻いんこう科

眼科

婦人科

産科

産婦人科

こう門科
性病科

ひ尿器科

皮膚科

皮膚ひ尿器科
小児外科

心臓血管外科

呼吸器外科

脳神経外科
美容外科

形成外科

整形外科

外科
小児科

循環器科

胃腸科

消化器科

(注)平均通院日数とは、レセプト1枚当たりの医療機関を利用した日数。
資料:第67回医療扶助実態調査(令和元年6月審査分)、令和元年度被保護者調査(年次調査、
令和元年7月末時点)、令和元年度頻回受診者に対する適正受診指導結果について(厚生労働省調
べ)

呼吸器科
神経内科

被保護者の平均通院日数(日)(右軸)

神経科

被保護者人員に占める受診状況把握対象者数の割合(%)(左軸)

精神科

内科

160 141
140
110
120
100
100
80
61
60
39
35
35
30
40
16131213
16
4 0 7 0 0 0 0 7 1 7 0 0 0 4 6 0 9 10 7
3 10 9
20
000
0

15
15