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資料3 全ゲノム解析等に係る厚生労働科学研究について(中間報告) (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28954.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会 全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第12回 11/15)《厚生労働省》
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「全ゲノム解析等実行計画」の推進について〜厚労科研中釜班準備室WGの取り組み〜

中釜班WG「概要」
ページ
(10/11公開済)

概要
我が国において、全ゲノム解析等を推進するため、がんや難病領域の「全ゲノム解析等実行計画(第1版)」(令和元年12
月)が策定されました。その後、「経済財政運営と改革の基本方針2022」(令和4年6月7日閣議決定)において、「がん・難
病に係る創薬推進等のため、臨床情報と全ゲノム解析の結果等の情報を連携させ搭載する情報基盤を構築し、その利活用に
係る環境を早急に整備する」とされています。
「全ゲノム解析等実行計画」の推進にあたっての基本的な方向性を厚生労働省の設置する専門委員会で決定し、事業実施組
織がその具体的な運用を担うことを想定しています。事業実施組織は、強固なガバナンスと透明性、説明責任を有する自律
性の高い組織であることが求められています。
事業実施組織発足のため、事業実施準備室を令和4年度中に国立高度専門医療研究センター医療研究連携推進本部内に設置
し、組織、構成等を検討します。厚生労働省が主体となって、令和7年度からの事業実施組織の発足のため、令和5年度を
めどに最も相応しい事業実施組織の組織形態を決定します(「全ゲノム解析等実行計画2022」(令和4年9月30日)) 。
事業実施準備室を設置するにあたり、令和4年4月より、厚生労働科学研究費補助金 「全ゲノム解析を基盤としたがんゲノ
ム医療の実装に向けた患者還元、解析・データセンター、ELSI体制構築についての研究」班(研究代表者 中釜斉)に準備室
WGが作られました。準備室WGでは、がんや難病領域の厚生労働科学研究班、AMED研究班と連携し、データ利活用および
準備室発足に係る事項として、事業実施準備室の組織設計および人材確保等の検討を開始しています。具体的には組織運営
部門や事業部門を設置することや、それに携わる必要人材等について検討を行っています。
※ELSI:倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal and Social Issues)

準備室WGによる事業実施準備室の構築のイメージ図

※PPI:患者・市民参画(Patient and Public Involvement)

関連サイト・研究班のご紹介
 厚生科学審議会科学技術部会 全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_467561_00004.html
 厚生労働科学研究班
・がん領域
全ゲノム解析を基盤としたがんゲノム医療の実装に向けた患者還元、解析・データセンター、ELSI体制構築についての研究
(研究代表者 中釜斉)
※上記、専門委員会URLの各回資料に記載がありますのでご参照ください
・難病領域
難病に関するゲノム医療推進にあたっての統合研究(研究代表者 水澤英洋)
https://www.nanbyo-genome-tkh.org

 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)研究班
・がん領域
A班:患者還元班(体制構築班)
B班:患者還元班(領域別班)
C班:解析班
※上記、専門委員会URLの各回資料に記載がありますのでご参照ください
・難病領域
難病のゲノム医療推進に向けた全ゲノム解析基盤に関する研究開発(研究代表者 國土典宏)
https://genome-toyama.ncgm.go.jp/researches/nanbyo.html

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