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資料2 地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29048.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第101回 11/14)《厚生労働省》
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地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について
検討の方向性
(地域の実情に応じた介護サービスの基盤整備)
〇 2040年に向けて、都市部を中心に85歳以上人口が急増し、施設・在宅を含め介護サービスに対するニーズ
も増加することが見込まれる。一方、地方では介護ニーズが減少に転じているところもある。こうした地域によって
異なる実情に応じて、施設・在宅・居住系を含めてバランス良く介護サービスの基盤整備を行うため、長期的な
介護ニーズの見通しや必要な介護職員数を踏まえつつ、計画を策定することが重要ではないか。
その際、必要に応じて、既存施設・事業所の今後のあり方も含めた検討を、各自治体に促してはどうか。
(在宅サービスの基盤整備)
〇 単身・独居や高齢者のみの世帯の増加、介護ニーズが急増する大都市部の状況等を踏まえ、柔軟なサービス
提供によるケアの質の向上や、家族負担の軽減に資するよう、地域の実情に合わせて、既存資源等を活用した
複合的な在宅サービスの整備を進めていくことが重要ではないか。
〇 その際、例えば、特に都市部における居宅要介護者の様々な介護ニーズに柔軟に対応できるよう、 複数の在
宅サービス(訪問や通所)を組み合わせて提供する複合型サービスの類型などを設けることも検討してはどうか。
また、定期巡回・随時対応型訪問介護看護と夜間対応型訪問介護など、機能が類似・重複しているサービ
スについては、将来的な統合・整理に向けて検討してはどうか。
〇 中重度の要介護状態となっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、介護サービス基盤の整備をよ
り進めていくための方策を検討してはどうか。
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