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新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第41週(10月10日-10月16日、10月17日現在) (10 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/PDF/COVID-19_2022w41v2.pdf
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第41週(10月10日-10月16日、10月17日現在)(10/24)《国立感染症研究所》
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ピークを上回った。その後第 21~24週は減少したが、第 25 週以降は増加傾向であった。第 32~3
4週は高止まりであったが、第 35~38週は減少し、第 39~41週は微減傾向であった。重症例は、
2022 年第 7~8週にピークとなった後、報告基準の変更による減少を経て、第 21 週より緩やかに減
少していた。第 25 週以降は増加し、第 32~34週は高止まりであったが、第 35~39週は減少し、第
40、41週は微減傾向であった。
NPO 法人日本 ECMOnet が集計する Extracorporeal Membrane Oxygenation(ECMO)/
人工呼吸器装着数においては、開始日で集計されている週ごとのそれぞれの開始数を公表している。
人工呼吸器の開始数は、第 28 週までは低レベルで推移し、その後増加~高止まりであったが、第 35
~40週は減少し、第41週は横ばいであった。ECMO の開始数は、4 月から低レベルで推移し、7 月か
ら増加したが、8 月に減少傾向に転じ、第 35~38週も微減~減少し、第39~41週は0例であった。
新規の人工呼吸器、ECMO の開始数は、第1~6波のピークを下回っている。ECMO 装着中の全国の
COVID-19 患者数においては、第 19 週から 20 例未満の低い値で微増微減を繰り返しながら横ば
い傾向であり、第 31 週から緩やかな微減傾向で、第 37~39週はほぼ横ばいであったが、第40、41
週は減少傾向であった。入院中の COVID-19 重症例における人工呼吸器装着中の患者数においては、
第 28 週から増加傾向で、第 32 週頃から微減傾向であった。ECMO/人工呼吸器装着数の最新の状
況と詳細に関しては、NPO 法人日本 ECMOnet の https://crisis.ecmonet.jp/ を参照いただき
たい。
死亡者数においては、新規症例の発生から死亡までは、長いタイムラグが想定される。死亡者数は、第
26 週~35週は増加したが、第36週以降は減少した。直近 5 週間では、第 37 週は 1117 例、第 38
週は627例、第 39 週は604例、第40週は507例、第41週は386例であった。

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