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資料4 令和4年度予算案・税制改正について (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00023.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第85回 1/31)《厚生労働省》
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Ⅲ.データヘルス改革の推進
医療の質の向上を図り、感染症、災害、救急等の対応に万全を期すため、データヘ
ルス改革の一環として、患者や全国の医療機関等で保健医療情報を確認できる仕組み
を、特定健診情報、レセプト記載の薬剤情報に続き、令和4年夏を目処に、手術等の
医療情報など、対象情報の拡大を予定しており、そのための準備を着実に進める。あ
わせて、国際規格(HL7FHIR)に基づいた電子カルテ情報及び交換方式を実装したカ
ルテの普及及びサイバーセキュリティ対策の充実といった今後のデータヘルス改革
を更に進める上で基盤となる取組も進めていく。


保健医療情報利活用推進関連事業
593百万円
医療機関間における情報共有を可能にするため、データヘルス改革に関す
る工程表を踏まえ、フィールド実証事業を実施するとともに、その結果を基
に全国的に電子カルテ情報を閲覧可能とするための基盤のあり方を調査検
討し、結論を得る。また、
「経済財政運営と改革の基本方針 2021」
(令和3年
6月 18 日閣議決定)において、
「医療情報の保護と利活用に関する法制度の
あり方の検討」が示されており、令和4年度は現状の課題に対する検討を専
門的に行うため、日本の医療分野の個人情報保護法制度や諸外国の制度設計、
運用の把握など、諸課題へ対応するための法制上・技術上の問題点の検討を
実施する。



医療提供体制構築を支援する医療機関等情報支援システム(G-MIS)の運用
【新規】(再掲・3ページ)
614百万円
令和3年度補正予算 1,223百万円
※いずれもデジタル庁において計上
新型コロナウイルス感染症対策として、全国の医療機関の医療提供体制関連
情報を迅速に収集するため、G-MIS を令和2年5月に構築・運用している。
今後、感染症対策のみならず、地域における効率的で質の高い医療提供体制
構築の支援に資するため、必要な医療機関の情報を横断的に把握し、蓄積する
システムとして運用を行う。

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