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【資料1】循環器病対策推進基本計画の見直しに係る学会、団体等からの書面ヒアリングの結果について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28143.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第9回 9/28)《厚生労働省》
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循環器病に係る指標の更新に関する主なご意見



○ 循環器病に係る指標のうち、予防に関する指標の更新への主なご意見及び提案された指標案を、
以下に示す。
主なご意見
• 循環器病のリスクファクターとして「食塩の過剰摂取」があり、日本は他の先進国に比べて食塩摂取量が多い中、
厚生労働省は、令和3年12月に日本政府が主催した「東京栄養サミット2021」における日本政府コミットメン
トを踏まえ、減塩を始めとした産学官等連携による食環境づくりを推進している。このイニシアチブの取組を踏
まえた食環境づくりを行っている都道府県数を、指標として加えてはどうか。
• 学校保健の中での喫煙防止教室や、企業従事者向け(保険者など)の禁煙支援の取組を指標として加えてはどう
か。

• 先天性心疾患の治療成績を向上させる「先天性心疾患胎児診断率」を指標として加えてはどうか。先天性心疾患
を胎児期に診断し、その母体を小児心臓外科拠点病院に搬送してから出産を迎えることで新生児死亡率を低下さ
せることが可能となる(厚生労働科学研究「先天性心疾患を主体とする小児期発症の心血管難治性疾患の生涯に
わたるQOL改善のための診療体制の構築と医療水準の向上に向けた総合的研究」)。
• ロジックモデルの初期アウトカムには、予防や発症時対応に関する知識普及が挙げられている。こうした市民啓
発に関する適切、かつ具体的な指標を定めるべきではないか。例えば啓発イベントの開催回数や受講人数などの
数値などを用いることとしてはどうか。
提案された指標案
• 食塩過剰摂取に対する取組

• 禁煙外来や喫煙歴など、禁煙に関する項目
• 先天性心疾患胎児診断率
• 啓発イベントの開催回数や受講人数など、予防や発症時対応に関する普及啓発に関する項目
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