モニタリング項目

グラフ

9 月 8 日 第 101 回モニタリング会議のコメント
る呼吸管理を受けている患者が 40 人（同 54 人）、人工呼吸器等による治療を要する可能性の高い患者が 45 人
（同 60 人）、離脱後の不安定な患者が 9 人 (同 11 人) であった。
(4) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 5.0 日、平均値は 4.8 日であった。
【コメント】
重症患者数は 30 人前後、オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は 20％台で推移している。重症
患者数が緩やかな減少傾向にある中、重症患者に準ずる患者は 94 人と高い値で推移しており、今後の動向を注
視する必要がある。

⑦－２
⑦ 重症患者数

(1) 9 月 7 日時点の重症患者数は 29 人で、年代別内訳は 20 代 1 人、40 代 5 人、50 代 2 人、60 代 6 人、70 代 11
人、80 代 4 人である。性別は、男性 18 人、女性 11 人であった。
(2) 人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合は 0.02％であった。年代別内訳は 40 代以下 0.01％、50 代 0.02％、
60 代 0.05％、70 代 0.17％、80 代以上 0.12％であった。
(3) 今週報告された死亡者数は 203 人（10 歳未満 1 人、30 代 3 人、40 代 5 人、50 代 8 人、60 代 5 人、70 代 37

人、80 代 87 人、90 代 52 人、100 歳以上 5 人）と過去最多であった。9 月 7 日時点で累計の死亡者数は 5,526
人となった。
【コメント】
ア）重症患者のうち、60 代以上の高齢者の割合が約 72％と高い値となっており、今後の動向を注視する必要が
ある。
イ）高齢者のみならず、ワクチン未接種者、肥満、喫煙歴のある人は若年であっても重症化リスクが高い。あら
ゆる年代が、感染により、重症化するリスクを有していることを啓発する必要がある。
⑦－３

今週新たに人工呼吸器を装着した患者は 29 人であり、新規重症患者（人工呼吸器装着）数の 7 日間平均は、
前回の 4.4 人/日から、9 月 7 日時点で 4.0 人/日となった。

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