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(安達参考人提出資料)緊急避妊薬に関する安全対策調査会 ‒参考人としての意見‒ (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23462.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(第27回 1/24)《厚生労働省》
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緊急避妊薬処方時に懸念されること
昨年日本産婦人科医会が行った産婦人科医約5000名への緊急避妊
薬に関する調査で、処方時にすでに妊娠していた、妊娠中期であった、
人工妊娠中絶が適用されない週数の妊娠であった、異常妊娠であっ
たなどの事例を複数認めている.
しかし、大切なことは、妊娠の可能性があると思った時に、問診
以外の方法で妊娠していないことの確認を行うことができるということ
で、産婦人科で緊急避妊薬を処方する、産婦人科医と連携して処方、
調剤することなどは今後も必要である.
また、処方時に妊娠検査薬やその他の診察で妊娠がわからない
ごく初期の妊娠や緊急避妊薬で妊娠が回避できない可能性(本剤で
の妊娠阻止率は84%)があることもから、服薬3週間後に妊娠して
いないことを確認することは大切である.なお、服薬後の少量出血を
月経と間違えて妊娠に気づいておらず、異所性妊娠であり、破裂して
緊急手術となった事例も調査で回答されている.
(米国の添付文書では、予定月経時期が5日間以上経過しても無月経が継続
している場合は、妊娠の可能性を検査することが推奨されている)

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