よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (10 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022059.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第99回 8/25)《東京都》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

モニタリング項目

グラフ

8 月 25 日 第 99 回モニタリング会議のコメント
クの高い方や妊婦等がいて、早期に隔離が必要な方を優先に入所調整を行っている。
エ)新規陽性者数の状況に応じて、自宅療養者へのフォローアップ体制を効率的に運用していく必要がある。
東京都は、その時点で、人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数を重症患者数とし、医療提供体
制の指標としてモニタリングしている。
東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:1 月 4 日から 8 月 22 日までの 33 週間に、新たに人工
呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、1 月 4 日から 8 月 15 日までの 32 週間の新規陽性者数をもとに、その割合
を計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している)


⑦ 重症患者数

⑦-1

(1) 重症患者数(人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数)は、前回の 35 人から 8 月 24 日時点で 36 人
となった。また、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 1 人であった。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 32 人(前週は 40 人)、人工呼吸器から離脱した患者は 15 人(同
28 人)、人工呼吸器使用中に死亡した患者は 10 人(同 9 人)であった。
(3) 8 月 24 日時点で重症患者に準ずる患者は 122 人(前回は 122 人)であった。内訳は、ネーザルハイフローに
よる呼吸管理を受けている患者が 57 人(同 61 人)、人工呼吸器等による治療を要する可能性の高い患者が 57
人(同 50 人)、離脱後の不安定な患者が 8 人 (同 11 人) であった。
(4) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 6.0 日、平均値は 5.8 日であった。
【コメント】
新規陽性者数の増加から遅れて重症患者数は増加する。重症患者数は、30 人台、オミクロン株の特性を踏まえ
た重症者用病床使用率は、30%台で推移しているものの、今後の推移に警戒が必要である。

⑦-2

(1) 8 月 24 日時点の重症患者数は 36 人で、年代別内訳は 10 代 1 人、30 代 1 人、40 代 2 人、50 代 8 人、60 代 7
人、70 代 14 人、80 代 3 人である。性別は、男性 23 人、女性 13 人であった。
(2) 人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合は 0.03%であった。年代別内訳は 40 代以下 0.01%、50 代 0.03%、
60 代以上 0.20%であった。
- 10 -