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資料1-9         新型コロナワクチン追加接種並びに適応拡大にかかわる免疫持続性および安全性調査(コホート調査)mRNA ワクチン4 回目接種後、組換えタンパクワクチン初回および3回目接種後の健康状況調査中間報告(1) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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コミナティ筋注/スパイクバックス筋注
4回目接種後の健康状況調査 まとめ











2022年5月25日に臨時接種の対象となった新型コロナワクチン「コミナティ筋注」「スパイクバックス
筋注」の4回目追加接種について、第一期追加接種(3回目接種)としてコミナティ筋注またはスパイク
バックス筋注を接種したコホート調査対象者等に対し、2022年6月17日から接種開始した。2022年7
月22日までに、コミナティ筋注は801人、スパイクバックス筋注は162人が4回目接種した。
コミナティ筋注4回目追加接種の被接種者は20歳代が1.0%、30歳代が2.1%、40歳代が6.5%、50歳
代が9.2%、60歳代が66.8%、70歳代は13.6%、80歳以上は0.7%であった。10歳代は登録されてい
ない。男性46.1%、女性53.9%であった。スパイクバックス筋注追加接種の被接種者は30歳代が4.9%、
40歳代が7.4%、50歳代が19.1%、60歳代が58.0%、70歳代は9.3%、80歳以上は1.2%であった。
10歳代、20歳代は登録されていない。男性48.1%、女性51.9%であった。
4回目接種前の抗スパイクタンパク質抗体価は3回目接種がコミナティ筋注の場合は4,113U/mL、スパ
イクバックス筋注の場合は11,392U/mLであったが年齢毎の差は認めなかった。
コミナティ筋注では4回目接種した487人では、37.5℃以上の発熱が15.2%(38℃以上は8.4%)にみ
られ、局所反応は疼痛が85.0%にみられた。スパイクバックス筋注では4回目接種した96人では、
37.5℃以上の発熱が26.0%(38℃以上は12.5%)にみられ、局所反応は疼痛が88.5%にみられた。
発熱は接種1日後の発現頻度が最も高く、接種3日後にはほぼ消失していた。
4回目接種後、コミナティ筋注では3.90%、スパイクバックス筋注では1.04%の被接種者が病休を取得
していた。
コミナティ筋注4回目追加接種に登録された方、スパイクバックス筋注4回目追加接種に登録された方の
いずれも、PMDAへの副反応疑い報告を含む、因果関係を問わないSAEは認められていない。

順天堂大学 コロナワクチン研究事務局

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