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○医療DX対応について(その1)_総-3 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00158.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第526回 8/3)《厚生労働省》
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医療DX対応についての課題及び論点
(オンライン資格確認の導入について)
〇 オンライン資格確認については、骨太の方針において、令和5年4月から導入を原則として義務付けるとともに、
導入が進み、患者によるマイナンバーカードの保険証利用が進むよう、関連する支援等の措置を見直すこととされ
た。
○ オンライン資格確認を実施するためには、ネットワーク環境の整備が必要となるところ、現在、一部の医療機関・
薬局において、院内等の電子化が十分進んでいないケースがある。
(診療報酬上の評価について)
〇 令和4年度診療報酬改定において、オンライン資格確認等システムを通じた患者情報等の活用に係る評価として、
医科、歯科、調剤のそれぞれについて、電子的保健医療情報活用加算を新設した。
○ 本加算について、オンライン資格確認等システム導入医療機関・薬局からは、オンライン資格確認を利用すること
で事務の効率化・負担軽減につながっているという意見や、マイナ保険証により薬剤情報や特定健診情報を活用す
ることで、診療等の質が向上しているという意見があった。また、マイナ保険証の活用の有無によらず、初診時・
調剤時等において、薬剤情報等を含む詳細な患者情報の確認に努めているという意見があった。

【論点】
○ 令和5年4月から、保険医療機関・薬局におけるオンライン資格確認等システムの導入について、原則として義
務化することとしている。その上で、システム導入の前提となる院内等の電子化が十分進んでいないことから、現
在紙レセプトでの請求が認められている医療機関・薬局を、原則義務化の例外とすることについて、どのように考
えるか。
○ オンライン資格確認の原則義務化を見据えて、医療機関における実態や導入による効果等も踏まえ、診療報酬上
の加算の取扱いについて、どのように考えるか。

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