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参考資料1 第9回第8次医療計画等に関する検討会における主な意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26864.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第10回 7/20)《厚生労働省》
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第9回検討会(2022/6/15)における主な意見
(人材配置について)
・ 単に高齢者が増えてくるから在宅患者数が増えて、それに対して訪問診療、在宅医療、そして、初期医療ということを考えるだけ
ではなく、単身世帯であっても在宅医療が可能になるには何が必要なのかを併せて考えていく必要がある。
・ 地方のかなり過疎化してきた二次医療圏においては、医師の高齢化であるとか、後継者がいない診療所もあり、こういった地域
において必要とされる医療機能に関する医療提供の問題も大きい。

・ 次期外来医療計画においては、在宅患者数、緊急搬送件数の増加をどう織り込んでいくのか、また、そうした状況への対応とし
て、外来医師多数区域で不足する機能を担うように要請するだけでよいのか、については大事な論点。
・ 外来医療計画の実効制の担保については、地域の保健医療協議会等で、その地域において外来医療において何が問題なの
かというまず現状把握をした上で、人口減少を見据えた上で、その医師ないしは医療機関の所在ないしは在り方を検討していく
ということを地域で共有をする必要がある。

・ 外来医師多数区域における新規開業者の話だけでなく、もう少し広い視点を持った結論にしたほうがよいのではないか。
・ まだ全体に増えるということには留意してほしいということと、それは5年後、10年後の推計を見れば、どこがこのまま多数地域
のまま終わるか、今、多数地域でも少数地域に落ちていくのかということも分かると思うので、そういう数字を示してもらいたい。
・ 単なる外来医師数だけではなく、その内容あるいはその外来医療を提供する機能という視点も重要。例えばソロプラクティスな
のか、グループプラクティスなのか、あるいはいわゆるビル診なのかといった実際の外来医療機能の状況についても検討すべき。
・ 外来医療計画の策定において実効性を確保するという点からも、外来の医師偏在指標以外にも例えば外来の看護師数ですと
か、地域で活用できる医療人材の視点といったものも入れて様々なデータを基に検討することが必要ではないか。
・ デジタルトランスフォーメーションも含めたデジタル化等、いろいろな取組をしないと、単なるマンパワーの数合わせだけではどっ
ちみちうまくいかないようになってくるのだろう。