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第2回新型コロナウイルス感染症の罹患後症状を呈する者への自治体における取組の調査結果について(周知) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/000961683.pdf
出典情報 第2回新型コロナウイルス感染症の罹患後症状を呈する者への自治体における取組の調査結果について(周知)(7/6付 事務連絡)《厚生労働省》
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事務連絡

令和4年7月6日


都道府県
保健所設置市
特 別 区
衛生主管部(局)

御中
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部

第2回新型コロナウイルス感染症の罹患後症状を呈する者への自治体における取組の調査結果について(周知)

平素より、新型コロナウイルス感染症対策に御尽力いただきありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症後の罹患後症状(いわゆる後遺症)(※1)については、未だ不明な点が多く、国内外で様々な調査が行われているところです。これまでの国内外の調査によると、多くの者で症状が改善、又は罹患前の健康状態に戻る一方で、一部の症状が遷延
したり、新たに症状が出現したりする者が一定程度いることが報告されております。
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部においては、罹患後症状を呈する者に対する自治体における取組の実態を把握するため、第1回アンケート調査を令和3年 10 月4日から 10 月8日にかけて実施し、134 の自治体から御回答をいただき、取組について周知いたしました(※2)。今般、第2回目の調査として、令和4年6月2日から6月 10 日にかけて、全国の自治体向けにアンケート調査を実施いたしました。調査には、157 の自治体(都道府県(47)、政令指定都市(20)、中核市(62)・その他政令市(5)・特別区(23))のうち、全ての自治体から御回答をいただきました。今般、本アンケート調査の回答に基づき、アンケート調査の各項目についての集計結果について、別紙のとおりまとめています。
貴自治体におかれまして、罹患後症状を呈する者が医療に繋がるよう取組を検討する際の御参考としていただければ幸甚です。
なお、かかりつけ医等の医療従事者向けに、罹患後症状を呈する者の診療と経過観察を示した「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き」別冊「罹患後症状のマネジメント(第 1.1版)」について、令和4年6月 17 日にお送りしたところです(※3)。罹患後症状は、各症状において、一般医療の中で対処できるものが少なくなく、まずはかかりつけ医等や地域の医療機関に繋ぐことが大事です。罹患後症状を呈する者がスムーズに医療に繋がるよう、「罹患後症状のマネジメント(第 1.1 版)」を管内関係者や医療機関に対して改めて周知をお願いいたします(※4)。
(※1)国内における定義は現在定まっておらず、
「診療の手引き」と同様に、WHO 定義「Post COVID-19 Condition」の和訳として「COVID19 後の症状」(
「罹患後症状」と表記。)を使用いたします。
(※2)令和3年 12 月6日付事務連絡「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状を呈する者への自治体における取組について(周知)」
(※3)「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き」別冊「罹患後症状のマネジメント(第 1.1 版)」
https://www.mhlw.go.jp/content/000952747.pdf
(※4)令和4年6月 17 日付事務連絡「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き別冊罹患後症状のマネジメント(第 1.1
版)」の周知について