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資料3-2-③ 鈴木先生提出資料 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第87回 6/8)《厚生労働省》
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あった (表4)。 新型コロナワクチン 2 回接種完了に対する3 回接種完了の検査陽性の調整オッズ比は、
0.490 (95%信頼区間: 0.358て0.670)であった (表 5)。ファイザー社製の新型コロナワクチンに限定した
解析では、未接種に対する検査陽性の調整オッズ比は、2 回接種完了では 0.658 (95%信頼区間:
0.541て0.800) 、3 回接種完了では 0.339 (95%信頼区間: 0.232て0.496)であった。モデルナ社製の新
型コロナワクチンに限定した解析では、未接種に対する検査陽性の調整オッズ比は、2 回接種完了では
0.567 (95%信頼区間: 0.453<0.708) 、3 回接種完了では 0.242 (95%信頼区間: 0.039ン1.505)であっ
た。1、2 回目ファイザー社製、3 回目モデルナ社製新型コロナワクチンを接種した場合では、未接種に
対する検査陽性の調整オッズ比は、0.183 (95%信頼区間: 0.056こ0.601)であった。 新型コロナワクチ
ン接種後の時間経過による有効性の減弱の有無を評価する解析では 、ファイザー社製・モデルナ社製
いずれかの新型コロナワクチンの 2 回接種完了群において、2 回接種完了後 90 日以内では未接種に
対する検査陽性の調整オッズ比は 0.644 (95%信頼区間:0.494ご0.838)、2 回接種完了後 91<180 日で
は 0.655 (95%信頼区間:0.541<0.794)、181 日以上経過では 0.652 (95%信頼区間 :0.491<0.867)であっ
た。

65 歳以上における新型コロナワクチン接種の未接種に対する新型コロナウイルス検査陽性の調整オ
ッズ比は、ファイザー社製・モデルナ社製いずれかの新型コロナワクチンについて、2 回接種完了では
0.767 (95%信頼区間: 0.335<1.753) 、3 回接種完了では 0.195 (95%信頼区間: 0.071て0.535)であっ
た (表 4)。新型コロナワクチン 2 回接種完了に対する 3 回接種完了の検査陽性の調整オッズ比は、
0.254 (95%信頼区間: 0.115こ0.561)であった (表 5)。ファイザー社製ワクチンに限定した解析では、未
接種に対する検査陽性の調整オッズ比は、2 回接種完了では 0.568 (95%信頼区間: 0.233<1.385) 、3
回接種完了では 0.212 (95%信頼区間: 0.067ご0.669)であった。1、2 回目ファイザー社製、3 回目モデ
ルナ社製新型コロナワクチンを接種した場合では、未接種に対する検査陽性の調整オッズ比は、0.221
(95%信頼区間: 0.046ン1.077)であった。

表 4: 16 歳以上における新型コロナワクチン接種・未接種で比較した新型コロナウイルス検査陽性の
調整オッズ比
新型コロナウイルス検査 調整オッズ比
陽性(n) 陰性 (n) (95%信頼区間)
16 歳ー64歳

ファイザー社製あるいはモデルナ社製
未接種者 383 290 1.000
2 回接種完了(2 回目接種後 14 日以上経過) 1.292 1.526 0.640 (0.533て0.768)
3 回接種完了(3 回目接種後 14 日以上経過) 101 317 0.313 (0.221<0.444)

ファイザー社製あるいはモデルナ社製
(2 回接種完了者をワクチン接種後の時間経過で分けた人解析)

未接種者 383 290 1.000
2 回接種完了後 90 日以内 183 271 0.644 (0.494ン0.838)
2 回接種完了後 91ン180 日 863 949 0.655 (0.541<0.794)

2 回接種完了後 181 日以上 177 192 0.652 (0.491て0.867)