よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 小児がん拠点病院等について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23374.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会  小児がん拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第1回  1/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

小児がん拠点病院の要件概要

(平成30年7月31日見直し)

拠点病院の役割

青文字が主な追加項目

地域における小児がん医療及び支援を提供する中心施設として、また、AYA世代にあるがん患者*に
対しても適切に医療及び支援を提供する施設として、地域全体の小児・AYA世代のがん医療及び支援の
質の向上に資すること、長期フォローアップの体制整備、小児がん連携病院の指定を含めた地域医療機
関との連携、等の役割を担う。
*AYA(Adolescent and Young Adult)世代(思春期世代と若年成人世代)にあるがん患者とは、
拠点病院の要件

AYA世代で発症したがん患者とAYA世代になった小児がん患者。

①診療機能 (集学的治療の提供、キャンサーボードの開催、長期フォローアップ体制、AYA世代にあ
るがん患者への適切な対応、生殖機能の温存の支援体制、緩和ケアチームの整備、小児がん連携病院
や地域医療機関との連携、セカンドオピニオンの実施等)
②診療従事者 (放射線治療医師・診療放射線技師・薬剤師・認定看護師等の配置等)
③医療施設 (放射線治療機器の設置、集中治療室の設置等)
④診療実績 ( 新規症例数年間30例以上、造血器腫瘍年間10例程度以上、固形腫瘍年間10例度以上)
⑤小児がん医療について、外部機関による技術能力についての施設認定を受けた医療施設
⑥「小児・AYA世代のがんの長期フォローアップに関する研修会」を受講した医師及び看護師等医療
関係者を配置
⑦相談支援センターの設置
⑧院内がん登録の実施
⑨臨床研究 (臨床研究専門部署の設置※、CRCの配置※等)

※は必須要件ではない。

⑩療育環境の整備(保育士の配置、教育支援、プレイルームの整備、長期滞在施設の整備等)

⑪医療安全体制の構築
第8回小児がん拠点病院の指定に関する検討会(平成31年2月7日)資料2より抜粋

5