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参考資料2-1 質問項目についてご議論頂きたい主な論点 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25962.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 健康増進に係る科学的な知見を踏まえた技術的事項に関するワーキング・グループ(第2回 5/31)《厚生労働省》
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飲酒に関する質問項目について①(案)
質問項目
18

お酒(日本酒、焼酎、ビール、洋酒など)を飲む頻度

飲酒日の1日当たりの飲酒量
19
清酒1合(180ml)の目安:ビール中瓶1本(約500ml)、焼酎35
度(80ml)、ウイスキーダブル一杯(60ml)、ワイン2杯(240ml)

回答
①毎日 ②時々
③ほとんど飲まない(飲めない)
①1合未満 ②1~2合未満
③2~3合未満 ④3合以上

現状と課題
【飲酒によるリスクが高い者の把握】


飲酒の健康影響は、曝露頻度(飲酒の頻度)✕曝露量(飲酒量)で推計されるが、現在の回
答選択肢では、健康日本21(第二次)やWHOのガイドラインで定められている「生活習慣病のリス
クを高める量を飲酒をしている者」の一部について、適切に把握することが難しい。

【禁酒者(過去飲酒していたが、現在は飲まない者)の把握】


最も多い禁酒の理由は、「健康障害(何らかの病気のために禁酒した)」であり、禁酒者で死亡リ
スクが非常に高いとの報告もあるが、現在の回答選択肢では、「③ほとんど飲まない」と回答した者に、
「禁酒者」が含まれており、過去から現在までほとんど飲まない者と区別して把握することが難しい。

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