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11参考資料1_公益社団法人日本小児科学会からの要望書 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74777.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第35回 7/22)《厚生労働省》
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令和 8 年 6 月 4 日
厚生労働大臣
上野 賢一郎 殿
公益社団法人日本小児科学会
会長 滝田 順子

おたふくかぜ含有ワクチンの早期定期接種化および既承認ワクチンの活用に関する要望書

標記の件につきまして、当学会は以下の通り要望いたします。


流行性耳下腺炎(おたふくかぜ、ムンプス)を予防接種法に基づく対象疾病に含める
こと。



乾燥弱毒生麻しんおたふくかぜ風しん混合ワクチン(以下:MMR ワクチン)を可及的速
やかに定期接種化すること。



おたふくかぜ含有ワクチンの定期接種の導入に当たっては、新たな MMR ワクチンのみ
を対象とするのではなく、既承認の乾燥弱毒生おたふくかぜワクチンおよび乾燥弱毒生
麻しん風しん混合ワクチン(以下:MR ワクチン)の組合せによる実施も定期接種として
使用可能とすること。



既承認乾燥弱毒生おたふくかぜワクチンを定期接種として活用する場合には、最新の安全
性知見を踏まえ、接種対象、情報提供および副反応把握体制を適切に整備すること。



同時接種、接種部位、実施要領等の課題については、接種機会の確保を損なわないよう
速やかに整理すること。
流行性耳下腺炎は小児に広くみられる感染症で、無菌性髄膜炎、脳炎、難聴、精巣炎等の重

い合併症を来し得る重要な疾患です。特に難聴は不可逆的であり、長期にわたり大きな影響を
及ぼします。近年は報告数が低水準で推移してきましたが、感受性者の蓄積により今後再び流
行が生じることが懸念されており、おたふくかぜ含有ワクチンの早期定期接種化が重要です。
わが国では現在、乾燥弱毒生おたふくかぜワクチンが任意接種として用いられており、当学
会は 1 歳以降早期の 1 回目接種と、小学校就学前 1 年間の 2 回目接種を推奨しています。過去
に導入された MMR ワクチンは無菌性髄膜炎の問題により 1993 年に承認整理に至りましたが、
その後、より安全性の高いおたふくかぜ含有ワクチンの開発が進められてきました 1)。近年の
全国前向き調査では、乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン接種 44,708 例中、無菌性髄膜炎は 6 例
(疑い例 2 例を含む)で、頻度は 10 万接種当たり 13.4 と報告されました 2)。従来の報告を下
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