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薬-1参考 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67052.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第244回 12/12)《厚生労働省》
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不採算品再算定の考え方
考え方
【現状】
〇 不採算品再算定の取扱いは、企業からの希望を踏まえ、薬価基準のルールに基づき判断しているところ。
〇 令和6年度の薬価改定においては、急激な原材料費の高騰、安定供給問題に対応するため、企業から希望のあった品目
を対象に特例的に適用した。
○ 令和7年度の薬価改定においては、急激な原材料費の高騰、安定供給問題に対応するため、医療上の必要性が特に高い
品目を対象として臨時・特例的に適用した。具体的な対象品目は、次のいずれかを満たす品目を基本とした。
・基礎的医薬品とされたものと組成及び剤形区分が同一である品目
・安定確保医薬品のカテゴリA及びBに位置付けられている品目
・厚生労働大臣が増産要請を行った品目
〇 不採算品再算定の適用を受けた個々の企業は、医療需要の動向を見極めながら、必要と考える品目の供給量を増やし、
供給状況の改善に努めている。
〇 このような状況の中で、令和8年度の不採算品の状況については現在情報を整理しているところ。
【対応として考えられる方向性】
〇 不採算品再算定の対象品目について、令和7年度の薬価改定で対象とした基礎的医薬品、重要供給確保医薬品A群及びB
群の品目のほか、極めて長い使用経験があり供給不足による医療現場への影響が大きいと考えられる薬剤など、継続的な
確保を特に要する薬剤であって、特定の企業からの供給が途絶えたときに代替供給を確保することが困難な医薬品につい
ては、安定供給に支障を来さないためにも不採算品再算定の対象とすることが考えられるのではないか。

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